ロンドンくまのこ便り

読書と猫と旅行。地球の彷徨い方&キラキラしてないロンドンライフ

ミッション314日目

北朝鮮🇰🇵へ行く、そのさん。
北朝鮮旅行には北京経由で行くわけだけど、旦那くんはポーランド人のため、中国の査証が必要である。っていうか、日本人全然知らないみたいなんだけど、中国査証不要の国の方が珍しく、欧米各国はほとんど要査証である(これが後に煩わしいことになる)。私は日本人のため、15日間は査証不要

今回、ダブルエントリー*1の中国ビザが必要のため、中国のホテルや航空券の予約表とJSの朴さんに貰った朝鮮旅行日程表を旦那くんと2人でちまちま英語に翻訳して原本の日本語バージョンと一緒に提出した。ビザ代108ポンド。旦那くん曰く、よくわからないのだけど

夫「108ポンドはポーランド人料金でした、アメリカ人やイギリス人は130ポンドでした、たかい。」

ポーランド人の査証取得事情はよくわからんので、私が日本に帰っている間に旦那くんが自分でちまちま調べてビザセンター行って取ってた。在英中国ビザセンターの人もとても親切だったみたいだし、1週間も待たずすぐにビザ下りたよ…というか、在英ポーランド大使館より事務能力高っ…げふんごふんげふん
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初めてのビザ取得だったので旦那くんはと〜っても嬉しかったらしい( ̄◇ ̄;)ビザかっこいい、もっとビザが欲しいとか言い出した。旦那くん、欧州じゃスタンプどころかパスポートすら要らない国ばかりだし、韓国行ったけど仁川スタンプ廃止だし、後はそっけない日本のビザ免除ステッカーが貼ってあるだけの旦那くんパスポート

私「日本人とポーランド人じゃ…アフリカとか行かないとなぁ…」

夫「ヴィクトリアの滝見にザンビア行こう!!!!」

なwwwんwwwでwwwやwww

ちなみに北朝鮮ももちろんビザは必要なんですけど、別紙対応で回収されちゃうので渡航履歴は残らないのです。ざ〜んねん
北朝鮮人に「国交が無いから」とか言われたとかいう人ブログで見ましたが、ポーランドは歴史的にも北朝鮮と国交ありますけど(昔は金正日の弟が大使館勤務してたし、平壌ポーランド大使館ある)、少なくとも日系で頼んだ以上ポーランド人でも残りませんでした
しかし中国に限らずビザはやっぱりたけえ。ダブルエントリーだし30日もついてるから一概に比較できないけど北朝鮮査証より高い。
なんか日本にいる英会話教室の先生が中国の10年間入りたい放題観光ビザ取ったって言ってたけど、日本なら中国簡単に行けるけど英国じゃなぁ。

アメリカビザ免除制限
そんなこんなで単純に行くの楽しみにしてたらアホトランプでこのニュース
www.afpbb.com
へえ。
ただ、この観光ビザ取得自体はただの旅行者程度ならそんなに難しくないとのことなので(確か10年のマルチ取れた気がしたので一度取ればある意味2年ごと申請しないといけないESTAより楽かも)、特に問題はなく、単に金とアメリカ大使館行くのがくっそ面倒くさいなと思った。特に直近でアメリカ行く予定もないし。なんならアメリカ大使館職員に愉快な北朝鮮旅行写真見せてやんよ!…ぐらい

ちな、ポーランド人の旦那くんは元からアメリカ要査証なので正直全く関係なく*2、この話をしたら「や〜い奥さん俺と同じ〜〜!一緒に取りに行く〜!」とか言ってたなんだこれ。
英国へ引っ越する時も査証取得はやってるし(厳密では査証ではないけど)、英語が通じるなら問題ない。
大体、マイケル・ペイリン*3だってこの間北朝鮮行ってたし。

しかし、前述の通り北朝鮮はただの一般観光客にはビザ別紙対応で一切渡航履歴を残さないんだけどどーやって判断する気なんだろ?中国の行き帰りスタンプで判断するのか??列車入国だと見る人が見ればわかるけど、行き帰りも北京から空路だったら韓国仁川行った*4とも、日本人なら日本帰国した*5とも、なんとも言えそうな気が…。アメリカ、SNS書けとか無茶苦茶言ってるが、いちいち人のSNS見て探ってんのか?アメリカ人そんな暇なの?
アメリカはくっそ面倒なので、多分馬鹿正直に査証取った方がいいと思うけど

もし、アメリカに行くことになって(旦那くんが行きたい言ってるので)、ビザを取ることになったらまたここにビザ取得記でも書くでしょう(多分)

というわけで旅行まとめ
北朝鮮旅行自体は、日本国籍者にはそんなに難しくない
・ただし、職業によっては不可。ジャーナリスト、自衛隊員、警察官、国家公務員等
・とにかく金がかかる
・グループで行くと安くなる
・とはいえ、渡航自粛令が出ているので行くのは自己責任
アメリカの査証免除(ESTA)が使えなくなる(…が、多分ルート次第ではアメリカは気づかない気がする)
・自由な旅行は無理
・正直に言えば、お目つきがいるのでそんなに危険は感じない
・が、拘束された人もいるし米国人は亡くなったあの人もいるので要注意(本当、何で…)
・米国国籍者は米国政府により、現在基本渡航不可能。韓国国籍者も韓国の国家保安法の為、同様(在日朝鮮・韓国人を除く)。国家保安法の為、在韓日本人(外国人)も多分渡航はまずい

基本ガイドが同伴なんで、旅行中そんなに危険とかは感じなかったです。むしろ旅行内容がいっぱい詰め込んであって疲れたぐらい…
日本人は比較的行儀が良い人が多そうなので、中国人観光客に比べるとそんなに皆悪い印象を抱いていないみたいですが、しかしながら迷惑をかける人も中にはいるみたいで…(ちょっと前に慶応大生が酔って暴れてホテルの備品壊したとか…)

そんなのは、北朝鮮に限らずどの国でもその国のルールに従おうよ…(-_-;;)

…と思うのですが。

次からは旅行記を書くよ

*1:英国→中国→北朝鮮→中国→英国で行くのでシングルでは足りない

*2:追記:なんと、この秋からポーランド国籍者長年の悲願?ESTA可になっていた。うっそーん!

*3:空飛ぶモンティ・パイソン」の人。今は旅行の人。ちょっと前に「マイケル・ペイリン、北朝鮮へ行く」って番組英国のチャンネル5でやってて何故か会社の人と皆で連絡取り合って見た

*4:現在仁川はスタンプ廃止

*5:現在自動化ゲートの為