ロンドンくまのこ便り

読書と猫と旅行。地球の彷徨い方&キラキラしてないロンドンライフ

ミッション361日目

エディンバラに行ってきた
本当は日本へ帰国して東北旅行するはずだった休暇、私の休暇を1週間に短縮して、どこかに行くことになった。決めてた時はコロナが若干落ち着いてきた時もあって国外やポーランドへ行くこともちょっと考えてたんだけど(ローマとかうちからアクセスが良いので)、旦那くんが「キャンセルの可能性が高いから国外は嫌だ」と言い出して(結局今コロナの感染者数がうなぎ上りなのでそれは正しかった)、最終的にエディンバラになった

…んだけど、エディンバラもこのコロナのうなぎ上りで全パブとレストランが一時的に全閉鎖_| ̄|○

行くのをやめるかも考えたんだけど、ホテルは閉まらない、カフェは6時まで営業可能、観光施設は予約すれば見学可能で開いている、ので行くことに。
あー…山形新幹線のつばさ?に乗るはずが、イギリス版新幹線の「あずま」になってしまった…。
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ええ、日立製の電車で本当に「あずま」って名前なんデス…。
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こっちの発音で言うと「ァズゥ〜マ〜」って感じですけど(アクセントはズで)。最初はヴァージン・トレインだったんだけどまぁ色々あって今は国鉄の「Lner(エレニァー) Azuma」になりますた(上司に行ったら『え!?開通してたの!?資金不足で頓挫してたと思ってたのに!』とか言われたwww)。エディンバラまで4時間半!遠ッ!!!!!スコットランド、遠ッ!!!
全列車あずまへの置き換えが始まってるみたいで、一番遠いところでアバディーンインヴァネスまで行けるらしいけど、6時間ぐらいかかるらしい(それなら、飛行機で行く…笑)
電車の旅だと荷物検査とかもないし*1、持ちこめない液体とかもないから楽ではある。しかし定刻通りどころか1分前に出発したΣ( ̄◇ ̄|||)
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イギリスの車内からの景色って…ほぼ羊、馬、牛。たまに風力発電原子力発電所。割と飽きる…で、4.5時間後にきっちりとエディンバラに到着。駅から見える景色の時点でロンドンと全然違う!!!
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うわあ…ヨーロッパだ…!!!ここはヨーロッパだぞ!!!!(ぉぃ!)
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いや、ロンドンって今まで結構焼き尽くされてしまっているので(大火とか、空襲とか)、意外と古い建物少ないんですよね…。*2だからロンドンってヨーロッパの大陸感が薄いのに、エディンバラは凄〜く大陸ヨーロッパ感半端ない。しかもトラムまで走ってるし〜!
お腹すいて甘いものが食べたくなったのでカフェに入る
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凄く…ヌッテラです…涙
途中からヌッテラ食べているのかと思った…涙
隣の親子のはヌッテラ少なかった…なんだよッ(涙)。実はワッフルメーカーの具合が悪くて店員さんに代わる代わる「ごめん!待たせて申し訳ない」って謝られたんだけど、それに対して旦那くんが「もしかして…お詫びヌッテラなのでは…?」とか言い出すんだけど

いらん!(涙)お詫びヌッテラはいらん!頑張って食べたけどワッフル3切れでギブアップ_| ̄|○

…にしても隣の親子はポーランド語で話し、後ろからは「Kur●a!」と聞こえ、挙句ホテルの従業員同士でポーランド語で話してた…

私「エディンバラには何人ポーランド人がいるの…?(-_-;;)」

夫「知らん」

というわけで、続く。

・気付くのが遅すぎた
日本からこんな本を買ったのが割と最近の話。
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読みながら、バインミー美味しそうだな〜(でも作るのは面倒くさいな)と思っていたら、こんな引っ越すかもしれない時に家の近所に凄〜〜〜〜く評価の高いベトナム料理のお店があって、バインミーをテイクアウトで買えることを知る…
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早速、休日のブランチにしようと買ってみた。め、めちゃ美味い…(涙)この大きさを一人でぺろり。3年以上このエリアに住んでいたのに、気づかないとは…勿体ねえ〜!(涙)旦那くんも美味しい!と
テイクアウトしながら、店員さんに頼んで数日後のディナーも予約した。フォー美味しい〜〜〜!(量多い〜!!!)次はお米食べたい〜!
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お店の場所は…家の近所なんで教えられないので引っ越したらコッソリここに載せているかも…デス。日本人はほっとんどいないエリアな上に観光地とかもほぼ皆無なんであんまり教えたくないんですよね…。なんかTwitterぶらぶらみてたらたまたま来た日本の人が紹介しててこの店のこと言ってたの。日本人が紹介する店にハズレ無し…

・韓国人の幻の味とは
韓国人の友達がロンドンに帰ってきたので久しぶりにご飯食べた。そして北朝鮮に行ってきたことをおそるおそる話したら*3

韓「子供でもできたのかと思ったら、なんだぁ!北朝鮮かい!」

って言われた( ̄◇ ̄;)
玉流館の冷麺食ってきたって言ったら「私も食べたいのに〜!!平壌に行けたら真っ先に行きたいのに!!!涙」と言われた…

曰く、

韓「韓国人は玉流館の冷麺に憧れて、皆こぞって平壌冷麺の店*4に行くが、誰も玉流館の冷麺を食べたことがないので正解がわからないでいる*5
(文在寅金正恩と玉流館の冷麺を食べた時、ソウルの平壌冷麺の店には行列ができたのはニュースになっていた…)

えっ…えっ…えー…。

f:id:misiu_teddy:20191018045206j:plain:h200←韓国人幻の冷麺

確かに玉流館の冷麺(+アイスとチヂミ)は超美味しかったけど…(なんだろ、出汁が凄い効いてるのかな。薄味なのだが上品だった)

韓国人の期待値が高くなりすぎて、本物食べた時ガッカリしないか不安になるなそれ…。

じゃあ、次にソウル行ったら(いつ行けるのか不明)平壌冷麺の店行って味が同じなのか食べ比べて報告するわ…と言った

*1:ユーロスターは国境越えるので荷物検査がありますよ

*2:焼き尽くされてもポーランド人の執念で復興したワルシャワ歴史地区はヨーロッパ感アリアリ

*3:JS社の朴さんには『大丈夫大丈夫、むしろ韓国人には羨ましがられると思うwww』と言われたけど怖くてずっと言えなかったwww

*4:ちなみに、韓国では日本食も含め外国の料理を扱うレストランは総じて高く韓国料理は凄く安いのだが、平壌冷麺は高いらしいwwww

*5:玉流館の名前を冠した北朝鮮レストランはそこら中にあり、タイにもたくさんあるらしいけど、韓国人はそこへ行ってみて『多分違うな…』と思ってるらしい。ちなみにちゃんとした支店はドバイにあるんだけどな

ミッション360日目

・そんなんだから欧州はまたコロナが流行ってんだよ!
旦那くんの親戚ズにまた会ってきた。で、コロナの話…。

コロナなんか信じてる!?そんなもんはない!信じてない!!
マスクなんかしても意味がない!マスクをして仕事なんかしたら、ウイルスが体に戻ってもっと病気になる!!!
ポーランドの私立病院はそれで儲けた、一部の人が儲けるためにコロナを宣伝してみんなを脅しているんだ!
ロックダウンなんかしなくていい!スウェーデンは正しい!!!スウェーデンの人たちはすでにコロナの免疫をつけてる!

頭きて全部反論したんだけどね…(ため息)英語でこういう話題だと凄いはっきりノー!って言ってしまう(-_-;;)
イギリスの政策は後手後手なものも多く(特に初動は)ダメダメだとは思うけど

ああもう…ペストの時代から何も学んでねえんだな💢
※とはいっても、実はポーランドはペストの被害の少ない地域だったそうですが…

政府のレギュレーションもマスク着用も守る気がま〜ったくないお前らのせいで!!!俺は!!!日本にも帰れないんじゃー!!!!!!!!!
日本でもコロナは風邪とか言ってる人もいるけれど、こっちの若い人ははるかにこういう考えの人多いんだろうな…。ボリスが「ルールを守らない奴らがいる!」と激怒しようがほんっと意味ないわけだよ…
公共交通機関に乗って行ったので、旦那くんも私もマスクしてたら開口一番「え!?なんでマスクしてるの!?」だから頭きちゃう。
ちなみにポーランドの私立病院のコロナ事情は知らない(でも、ポーランドの私立病院システムは知ってるから想像はつく)けど、基本、英国や日本の私立病院はコロナやロックダウンでは儲かってません…。最初の頃、イギリスはNHSが全部コロナを受け持っていたのと、ロックダウンでプライベートの病院も閉めざるをえないところも多く、むしろ経営が苦しくなったところも多いようで。今も、政府の規制が厳しいので、1日に見られる患者数も多くなく、回転率が下がったり防護服代にお金を使わなきゃいけなくなったりで、値上げせざるをえないところとかもあるんですよ…。コロナのせいで家賃払えないどうしよう!と言っていた病院もあったよ…。*1面白いのが、普段は風邪ごときで病院に行く日本人はコロナで病院にさーっと行かなくなったのに、こっちの人はコロナで逆に病院に行くようになったみたいなんですね…(苦笑)ちゃんとした記事を見ていないからわからないけれど、ポーランドの私立病院の患者が増えたのはそのせいでしょう(ポーランドの私立病院は日本みたいなシステムなので…)

マスクして仕事をすると、ウイルスが回って新しい病気になるってのは珍説すぎてぶっ倒れるかと思った。そしたら日本人(ってか、東アジア人…)全員毎冬病気になっとるわ!!!!じゃあなんで医者は手術の時にマスクしてんだYO!食品工場の人はどうしてんだYO!
是非学会に発表してイグノーベル賞でも取ってくれ…涙

日本にもニセ科学問題とかありますけど、英国の教育を受けた会社の子(日本人)も言っていたんだけど…欧州の学校って早くに専門性を決めてやらなくなっちゃったり、家庭科の授業もないので、どうも…日本よりも科学や栄養に関するリテラシーが全体的に低い気がする…もちろん、高い教育を受けている人はまた違うけど…全体的に…。ウイルスに関する知識も全然ない…(散々この日記に書いてきましたけど、『ウイルスには換気が重要』も皆知らないレベルだったし…むしろ、窓を開けたら寒いからもっと風邪をひくと思っている人多いんだよな_| ̄|○)
そういう時に、大嫌いだった日本の学校や教育も、実は悪いところばっかじゃないんだな…と思ったり。こっちにきて感心するようになったよ…(-_-;;;)。得手不得手、メリットデメリットが何でもあるからね。逆にこっちの教育の方がいいこともいっぱいあると思うし…

あーでもー、もし自分の子供ができたら…最低限の知識は身につけてほしいマジで…涙
ヴィーガンになって『フライドポテト(=野菜)食べればお肉食べてないから健康なのよ!』とか本当に身近で(たくさん…)いるんだよね…。頼むからそれだけはやめてほしい涙_| ̄|○

・まぁ、そんなことはともかく
共産主義政権が終わり、EU加盟前までが貧乏で苦しかったポーランド。旦那くんの一番年上のいとこ(未だに会ったことない)はEU加盟前に、サッカー観戦に行く、とイギリスに渡ってそのまま不法滞在で戻らず、後にEU加盟して晴れて合法的に滞在し、いっぱい働いて、結婚して、家を買って、子供も育てていたわけですが…*2

我が家が知らん間に、ポーランドに帰っちゃったそう。

ちょっと前に彼の奥さんの家族にちょっとした健康問題が発生して、ポーランドに帰りたい、と言っていたのは聞いてたけど気付いたらとっくに帰ってしまったそうで…。今回会った旦那くんの別のいとこも「若い時のロンドンは、刺激的で楽しかった。パーティして、クラブ行って、騒いで…今は、もうロンドンの生活に疲れたよ」

会社の子も「ワーホリで来てた時は楽しかったけど、今は日本に帰りたい」って言ってたし、やっぱ疲れる街だよなロンドン(´・ω・`)

まぁ何にせよ、旦那のいとこ達の頭の悪さに私は日本へ帰国したくなりましたけど!涙
絶対こんな人たち日本の5倍はいると思うよ、ヨーロッパ…。
旦那くんがそういう人じゃ無くてよかった…。そんな人だったらとっくに離婚してたわ…。おうちであほな珍説垂れ流される(説明するだけ無駄)とかたまったもんじゃないからとっとと航空券買って帰国してたと思います…あっ、コロナ離婚!?

・ゲームの話
ああもう帰国したい、と思いながらやけくそでゼルダのAmibo大人買いしました。最近ゼルダやってないけど、家に置いておきたいんだもん
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あと、あつ森は地味に続けていてちゃちゃまるがやっと引っ越してきた
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引っ越したらAmibo飾るところもできるし、おっきなテレビも買うし〜だけど私は諸事情によりあんま急いで引っ越したくないな、的な
ノー通勤生活既に半年以上。毎朝よく会う電車通勤仲間のフランス人(謎)がいたんですけど「全然見ないからどうしたかと思って!」って電話きたよ!クリビツ!!

北朝鮮のレシピ本
最近、レシピ本を買って試したりするのが好きで、日本からいっぱい買ってるんですけど、そういえば北朝鮮のレシピ本持ってた
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英語と朝鮮語で書いてあるのは親切なんだけどレベルが高すぎる。まず、イギリスに단고기(犬肉)は売ってないと思う…。他にも、冷麺は全て麺から打たなければいけないし、これって出汁も肉からっすよね?材料に「新鮮な鯉(食用)」とかもあるし、とにかく凄い
www.cyzo.com
ちなみにこの記事と同じ本。Beef tendon(牛すじ)ってアジアンスーパーなら売ってるのかな(食いたい)。イギリスでは通常捨てちゃう部位みたいで、肉屋がくれたとかいう情報も聞いたことありますけど…

*1:仕事で直接相談されました…

*2:我が家の夫はEU加盟後に引っ越したので合法ですよ

ミッション359日目

いざ、家のOfferが通っても、そっから売主と買主の事務弁護士が協議を始めてローンが組まれるので実際に引っ越せるには「最低3ヶ月かかる」「ラッキーならクリスマス前に引っ越せるんじゃない…」(会社の人皆にそう言われた)と言ったところ、旦那くんが納得しない( ̄◇ ̄;)「え!?なんでそんなにかかるの!?」とか言い出す…
「ねえねえ!10月末に鍵貰えちゃったらどうする!?」とか昨日も言われましたけど、もう私は全然年内に引っ越す気ないですからね(ぉぃ)
しかもトラブルもつきもので、何が起きるかわからんから鍵貰うまで気が抜けないっつーの…。旦那くんの会社の同僚は事務弁護士が名前間違えたせいでその後1年ぐらい超もめたらしいっすよ…

・暫定ロンドン一位
インターネッツの在ロンドンの人がお勧めしまくってる新疆スタイル中華料理店のシルクロ〜ドに行ってきた。着いた時すでに大混雑(予約してたけど)。デンマークヒルって降りたことなかったけど、ペッカム・ライの隣の駅なのに超高級住宅街なのね…。駅前が全然違うっつー。座った席の近くの若者が日本語で「チャンピオン」と書かれたTシャツを着ていたのが気になってしょうがない。隣の若いグループが中華を肴にワイン飲んでてなんだか斬新だな…とおもった。別にいいんだけども
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もうね〜〜〜〜〜くっそ美味いの!!!!涙が出るぐらい美味い(T_T)暫定ロンドン一位中華!!!!ロンドンで「また行きたい」って思う店超珍しいかも…。ちなみに私も旦那くんもきくらげが好きです
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ただ現金しか使えないのにはまいった。入る前に気付いてすぐ下ろしたけど。もうこれずっと疑問(だけど調べようとはしていない疑問)なんだけど、最近の中国ではウェイボ〜だのアリペイだのが使えないと超厳しいスーパーキャッシュレス社会なのに、なんでイギリスのチャイニーズは現金オンリーばっかりなんだろう?ってか、店のカウンターにウェイボーとアリペイ使えます表示あったけど、その2つなら支払えるのか?ウェイボーとアリペイ、中国行った直後(-_-;;)に外国のクレカ受け付けるようになったからね。ん〜、疑問?
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帰る頃には行列ができていた。
あと、ポーリッシュマインドっつーかヨーロピアンマインド?なのかなぁ。アジアな料理は旦那くんに予め「シェアにしよう」って言っておかないと頼みすぎるきらいがある。なんて言えばいいのかな、どうせいつもシェアするのに、注文時にシェアの概念があんま無いんだよな。なんなら1人1皿餃子頼もうとするからな。でも上の頼んだの結局全部平らげたんですけど(!)

その件に対して苦言を呈したところ「アジア料理はシェア、アジア料理はシェア」と呟いていた

・観葉植物はじめました
サボテンは、うまくいったやつもあったり、枯らしてしまったやつもあったり、で一進一退な私なんですけど、この在宅生活の中で緑が欲しくなって、園芸屋さんに行って「初心者でも簡単に育てられる観葉植物ってどれっすかね…」って聞いて、お勧めされたスパティフィラムを購入したのでした。てか、亡くなった母親がガーデニング大好きでこれ実家にあったな…(こういう時、生きてる間に聞いておけばよかった!!!って思いますよね…)
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で、どうもサボテンとか多肉植物を枯らしてしまいがちなのは私がお世話しがちなのが悪いみたいで、どちらかというとこっちの方が向いてる気がした。観葉植物で難しいのは水やりなわけで、最初ドキドキしていたのだけどスパティフィラムは基本水がかーなり必要みたいで(特に暑い時期には)、なんだかすくすく育って大量に花がついておりやす。そろそろ緑になってきた終わりの花を切らねばならぬ。
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ちなみに上司にオンラインミーティング中に見せたところ、上司はスパティフィラムを見事に枯らしたそうです(-_-;)
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なんだかまだまだどんどこ花(正確には真ん中のぼつぼつついた実が花だそう)が増えそうなのである。で、水やり3年というわけで一応こういうメーターを買ってみた。ちな日本製。日本よりちょっと高いけど、こっちでも売ってた。フィルターは、日本のAmazonで本を頼む時に一緒に買えばいいや、的な
sustee.jp
精度としては、あてにはしない方がいいけどある程度の目安になる、ぐらいかな。お店の人に言われた葉っぱがへ( ´_ゝ`)へになったらあげる、を守っていたのだけど、暑いときは丁度Susteeが白くなった時に葉っぱがへたれ、寒くなった最近はSusteeが白くなってから2日ほど経つと葉っぱがへたれてくる、といった感じ。葉水は毎日あげてる
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ちなみに、初回は刺すだけではダメで、刺して水をあげたら色変わった

・100年後ぐらい先には通じなくなっていそう
先日、旦那くんの友人×3(イギリス人)と飲んだ。で、「アメリカ英語についてどう思うか」について聞いたところ3人とも特に何か気にするふうではなかったけど、ただ、

友「ニューヨークに行った時、マックに行ったんだよ。」
私「うん」

友「『ビッグマックください』って言ってさ、店員きょとんとして『何言ってるかわからない』とか言うの。もっかい頼んでもダメでさ。『おっかしいなぁ、同じ言語話してるはずなんですけど?(-_-)』って俺言ってさ。でも通じないの」

私「ええっ」

友「だからわざと大げさに『Hoooooowwwdddddyyyy?ビ〜〜ッグマックくぅ〜〜ださぁ〜〜〜い(←アメリカ人風…?)』って言ったら店員がやっと『お〜!!!ビ〜ッグマック!承知しましたー!』って」

`;:゙;`;・(゚ε゚ )ブッ!

ちなみに、彼は確かにちょっとボソボソ喋るが、紛れもなくロンドン出身ロンドン育ち親もイギリス人のイギリス人で英語のネイティブスピーカーである( ̄◇ ̄;)
先日、日本にいる元ニューヨーカーの英会話教室の先生と不動産購入についてぎゃーぎゃーぎゃーぎゃー旦那も入れて大騒ぎしたのだが(どうでもいいけど最初ビデオ繋いだら上半身裸で餅食ってた)、何せ不動産購入なんて国によるし専門用語満載だから旦那くんと2人で「…ナニソレ?」とはてなが飛ぶことも多かった

・相変わらず謎
…何故、ここだけ日本語なのか。別に、日本の店というわけでもない。間違いやすいカタカナだけどちゃんと合っている
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ロンドンあるあるあるー

ミッション358日目

・家を買うためにロンドンを横断
このコロナ下の中、遂に「ロンドンで家を買う」を実行している。ロンドンで家を買うのはお金がありゃいくらでもいけるけど、お金が無いと大変!(当たり前か)20年前なんかは東京なんかと比較するとすっっっっっごい安かったみたいなんですけどね…(涙)
我が家の貯金状況を人に話すと「とっとと家買えよ!」と突っ込まれるのもあり、日本だと不動産の価値は低かったりするけど、英国ではかなり高いのと、在宅勤務が続いて家にずっといるからかなんだか家を変えたくなってきて、これを良い機会だと家探し。
お値段うなぎ上りだったロンドンの不動産状況が去年あたりからBrexitの影響もあり、だんだんと買い手市場になっていた上に新型コロナが直撃。家を買い替えた会社の人も「提示額より少し下げないと難しかった」とのこと。ただ、在宅勤務やロックダウンを経て、庭と十分な広さを求めてロンドンの街中から郊外の家を探す傾向が大きくなっているため郊外はむしろ値段が上がっているとか…。空洞化…?イギリスでは、「家は一生に一度の買い物」ではなく、不動産買っても引っ越すのはごくごく普通なんだよなぁ…。むしろ買い替えが普通…

…とはいえ、うちの夫はロンドンの街中で仕事をし続ける必要があるため、ロンドン一択です…(´・ω・`)
あと、なるべく譲りたくない条件は下記

①子供を作る可能性もあるので、絶対に2LDK以上
②夫の勤務地を絶対優先。私は仕事を変えてもいいと判断。通勤代を払わずに済むため、できればロンドン地下鉄orオーバーグラウンドorDLRorTFL Railのエリア*1
③私がライブラリーウォールを作りたいため、それが作れる家であること。見ていてわかったのは、最低でも70sqm辺りはないとダメという結論

日本でも家を買ったことはないけど、日本より買うシステムがかなり複雑で難しい。あと、ロンドンの住宅環境は本当に悪い!!!
ロンドンで良い家に住んでる人たち、夫の実家が太い(元々不動産持ってたりとか)人ばっか!それかもうずっと前の住宅価格がそんなでもない時代に来てローン組んだ人たち涙

・1軒目。
ロンドン郊外の閑静な住宅街。おそらくかなりの白人エリア。カウンシルフラットが近所にあるがそれすら上品な感じ(多分)。
中心部からは便利な路線が通っているとはいえ、郊外のためおそらく車がないとかなり不便。工場を改築したと思わしき面白いデザイン。

ポジティブ面
外観は面白くて素敵。ベッドルームと2ndルームはちょうどよい感じ。閑静な住宅街のため静かそうだし、道にもゴミが落ちてなくて清潔。治安も良さそう。公園が近い。キッチンのデザインが良かった。現住人の飼ってる猫が超可愛い(超関係ない)。私たちの後にもカップルがビューイングに来ていた。まだコロナのロックダウン規制が厳しい時期で、こんなでも見てる人いるんだなと思う、ってうちもか…
ネガティブ面
郊外すぎて周りにスーパー等も無く、車を買う必要がある。リビングルームが狭い!狭すぎる!そのため、引っ越した後の暮らしが全く想像できなかった。見てすぐに私たちの希望ではないと判断。郊外なのにこの狭さはちょっと…。ライブラリーウォールも当然無理だろう。ダイニングテーブル置くのも難しいレベル。子供ができたら更に厳しい。また、毎月エクストラで支払う管理費用が凄い高い。コンシェルジュがいる今のマンションより高いらしい。私は当然仕事退職

・2軒目
インド人街ど真ん中。インド系の人たちはどうやら家の中に関してはすごく手入れをするらしく、家の外観や玄関先はすごく綺麗なのに、道端のゴミは全く気にしないようでポイ捨ての多さが気になる。美味しいインド料理屋が近くにあったのは○。新築物件。

ポジティブ面
新築のため設備が新しくめちゃくちゃ綺麗。収納も多い。インターホンも新しいもの。ベランダがある。駅から近い。ヒースロー空港が近いため、日本に帰国する時など多分、とっても便利。その割に飛行機の音はうるさくない。西側エリアなので、日系ショップとかに行くのも便利そう。駅前のインド料理屋美味かったなぁ
ネガティブ面
狭い!!!狭すぎる!!!1LDKを無理やり2LDKにした感じ。お伺いしたところ、残念ながらもうちょっと広い部屋を持つ区画があったんだけどやはり人気で、そちらは全て完売してしまったとのこと…。
「日本の家はうさぎ小屋」みたいな話を聞くけれど、最近のロンドンの新築も相当なうさぎ小屋レベルのものが多いです。下手したら日本のよりひどい。あと、インド人街、周りのエリアのゴミポイ捨てっぷりが大変気になる…

・3軒目
やはり西側、ヒースロー空港の近く。これは新築物件ではない。フルで買うと予算オーバーだが、政府の支援制度があえばなんとか買えそうな価格。案内してくれたインド系の不動産屋エージェンシーのおばちゃんに「うちらはこの状況で仕事失わなかっただけラッキーよね!」と言われた。ま、ほんとそれだよな

ポジティブ面
家の中の広さが十分で、ようやく住んだ後の想像ができる家が出てきた。ベランダの広さも十分で、夏は外で朝ごはん…とかも可能そう。ライブラリーウォールも当然可能なサイズ。家の横にすぐにスーパーなどもあり、駅前にはポーランドショップもあり、少し足を伸ばせば日系のエリアになるので、日本のお店に行くのも便利そう。駅からも徒歩圏内。ヒースロー空港から近いので、日本から友人が来たり、自分たちがヒースローへ行く時は全く苦労しなさそう。バスルームが2つある*23つ収納部分があるのだけど、そのうち2つの壁を取っ払って、くっつけて大きなクローゼットも作れそう
ネガティブ面
家の中は現オーナーのこともありよく手入れされていたが、外観や共有部分が年季が入っていて、壁が明らかに痛んでいる。これでフルの値段はおかしいと思う。値段と見合っていない(バスルームが2つあるから?)。他の住人、ちょっと裕福さを感じられない感じの人が多いっぽい。家の周りのポイ捨てが酷い、酷すぎる。明らかに管理されていない証拠。家の窓を締め切っていれば飛行機の音は気にならないが、夏などは窓を開けないと暑いので(日本と違いエアコンはないので)、開けるとうるさいかもしれない

この辺で一度家探しが嫌になる。ロンドンって、1、2年お金持って住むには楽しい街かもしれないけど、本腰を入れて住むにはやっぱり辛い街だと認識。イギリス自体、微インフレの割にはお給料の上がり方はいまいち(階級社会なので上を見れば青天井だと思うけど)だし、親族がロンドンに家を買って持ってて援助してくれる…とかでないと本当に辛い。2、30年前はそうでもなかったみたいだけど。日本の記事で「イギリスの若者は親元にはずっといません!」なーんて記事を見かけたことあるけど、ロンドンでは親元にずっといる若者、最近多いですよ。だって家賃高いし、フラットシェアやシェアハウスは大変な面もあるし。
あと、価格はこの情勢で下がってきているんだが、ファーストバイヤー*3にはまだまだ有利な価格とはいえないなー。実際、ガーディアンの記事でファーストバイヤーは「Loser(負け犬)」に分類されてたし

・4軒目
今度は…場所は言えない。何故なら今働いてる会社が近いから( ̄◇ ̄;)会社から歩いて行こうと思えば十分歩いていける距離。自転車かキックスケーターでも買えば私は通勤余裕だろう。夫の職場からはやや遠い。どうもゲイカップルのお家みたいで、中もと〜っても綺麗にしておる(曰く、嘘でなければカップルの片方が外国人で、母国に二人で引っ越すため売ることにしたとか。売る理由も悪くない)。閑静な住宅街で静か。「買ってもいいかな!?」と思える家が(意外と早く)来た

ポジティブ面
キッチンが良い感じ。日当たりも十分で、2つあるベッドルームは両方とも十分な広さで子供ができても子供部屋は問題ないだろう。イギリスでは珍しいバストイレ別物件。私はなんとしてでもそのうち「ウォシュレット」を設置したいと思っているのだが、イギリスの法律の問題でウォシュレット設置には問題があり、バストイレ別物件はむしろ好都合。あと、日本でいう「サービスルーム」的な小部屋があるため、ウォークインクローゼットが作れるので収納も◎!会社から近いので土地勘はめちゃくちゃある。少し歩くが、店もたくさんある。
猫が超可愛かった(関係ない)←不動産屋さんに「猫はついてきませんwww」って言われた。ちっ…。
ネガティブ面
バルコニーが無い。リビングが狭いので、壁をぶっ壊してキッチンと合体させないと希望のダイニングテーブルは置けない…なので、最低条件で「壁ぶっ壊せば住んでもいいかな」だった。旦那くんが見たところ、問題なくぶっ壊せる壁ではあるっぽい。会社から近いのはポジティブ面のようで、一方で転職も…正直、ちょっと考えてたりもするので、そうすると郊外のため通勤は大変そう…。駅からはちょっと歩く距離なんだけど、その駅も小さい駅のため交通の便は正直、あまりよくない。駐車場はついているので将来的に車を買っても問題ないが。あと天井が低い(個人的に)。イギリス的問題として、リースホールド*4期間が100年切ってた。ただこれは上司に「延ばせるっしょ?」と言われたので、延ばせるんだけど、そうすると今後10年内で結構なお金がかかる。提示額が買える範囲の金額だが、少々お高い

しかしこの家、本当に素敵だったので、オファーを入れた。ただしこちらの提示額は向こうの額よりかなり下げた。リースホールドは短いし、ベランダ無いし…
不動産屋には見に行った月曜日に「提示価格で1家族からオファーが入った」と言われたが旦那くんはこれは「ブラフ(嘘)」だと判断(ところが、どうやらこれは本当だった様子。うちの夫はなんでも嘘ついてると思いすぎじゃないか?)。
チェーン*5を経験した会社の別の上司に「オファー価格なんて気にすることはない。不動産屋は売主にはディスカウントするように言ってくるし、買主には高い価格でのオファー言ってくるから。通らなきゃ買えないだけ。売主にはいろいろな事情があるから、誰を選ぶかはわかんないしね。オファーは入れるだけ入れときゃいい」とのこと
オファーは、イギリスはローンを組むのに失敗することも多いし、チェーン失敗することも多いから、提示価格が高ければ買えるというものでもない。
ローンを組むのには自信があった。夫の会社は超でかくてローンが通りやすい会社。頭金もそこそこある*6。そしてうちらはファーストバイヤーでチェーンがない…
が、流石に提示金額が安すぎたのかオファーリジェクト。本当に泣いた…

この辺りでローンを組むためにブローカー*7と連絡を取る。旦那くんの会社の人にブローカーを紹介してもらった。おおよその我が家のローン最大額が提示され、日本の銀行からお金をぼつぼつ移動し始める(これが無茶苦茶大変で泣いた。政府の方針もあるんだろうが、日本の銀行のシステムは本当に時代遅れで悲しくなる。ただ、銀行の人の応対については旦那くんは感動していた。なにせわざわざイギリスまでコールバックしてくれたのだ。コールセンターが平気でため息をつく、英語が通じないと切られることもあるイギリスではありえない)
旦那くん、4軒目の提示額に近いオファーに対して乗り気ではなかったのだけど、どうもうちのローン最大額がわからなくて不安だったらしい。ちなみにこの最大額、3軒目のインド人不動産屋のおばちゃんが「おそらく最大で○○○○万円ぐらいね」と言っていたのだが、ほぼピタリだった。おばちゃんの計算すごいな

・5軒目
見に行く予定だったが、向こうが物件見学を予定していた日について「あ、ごめーん、都合悪いから金曜にして!」と言われ、私が仕事を休む手筈を整えていたら「土曜でオッケー!」と言われて放置してたら「ごめーんやっぱ金曜で!あ!土曜かも!」とか言い出し、私がブチギレて見にいかず。日本じゃそれは通用しねえんだよ!!!!ゴルァ!!!!!
新しめのマンションの最上階というのはよかったけど、場所は凄い郊外(私は絶対に会社辞める必要がある)だし、写真見るに予想以上にリビングが狭そうだったのでどうせ見に行っても買わなかったと思う

上司は今の家を買うまでに4、50件は見たとか。「そのうち理想の家に絶対に出会えるから!」と超励まされる。
この後ネットで見るもたいして欲しい家が出てこず、泣く。ちょっと良いなーと思う家はUnderofferになっちゃったりして…

…と、ここでなんと諦めた4軒目から連絡が入る。どうやら提示額そのままでオファーを入れたというその家族が「チェーン」があったようで、売主がチェーンの家族に売るのをしぶり始めたらしい。「もし、同じ金額出してくれるのなら」できればファーストバイヤーの私たちに売りたいと言い出した。チェーンの買主に売るのはリスクが高いので嫌がる人も多いのだ。向こうの提示額そのままってのが気に食わないが…。ざっくり計算すると支出面は今の家とほぼ変わらず、だったら投資先として不動産持ってローン組んだ方が良いよね、という。今の金額のままなら、私が妊娠して働けなくなっても死にはしないだろう

チェーンが何故リスクが高いのかというと、例えば家を買いたいAという人とBという人、そしてCという人がいる。AはBの家が欲しくて、BはCの家がほしい。
BはCの家を気に入って買うことを決意するが、Bの元の家を売ってローンを完済した上で出た利益*8、もしくは既にローン完済していて、売ったお金を頭金に新たなローンを組んでより良くて高いCの家を買いたいのである。ということは、Bの家が売れなければCの家を買うことはできない。だからまず、Aに自分の家を売らなければいけない(なので、Bの家がUnderoffer(買い手がつく)でなければ、Cの家にOffer(購入を申し込む)できないことが多いらしい)
Aがファーストバイヤーで(頭金は現金で持っている)あれば、比較的進みやすいが、例えばAがファーストバイヤーであったとしてもローン組むのを失敗したり(英国ではよくあることらしい)、Aにもチェーンがあった場合、Aは自分の家が売れなければやはりBの家が買えない
もし、この中の1人でもローンを組むのに失敗したり、家が売れなければ全滅で、全てがまた初めからになるのである。ただでさえ英国では物件を買うまで物凄く時間がかかるのに。これがチェーンを持っている人に物件を販売するリスクである。

というのを夫に説明したら夫が「なんでこの国はそんな面倒くさいシステムなんだ…?」とものすごい顔をしていた

とりあえず、「まだ今週、物件見学があるから待ってろ」と言う

・6軒目
4軒目の近所。つまり私の会社の近所。なんと売主はポーランド人。写真を見るに良さげだったが、ネットに間取りが載っておらずどんな物件かわからなかったので見に行くしかなかった。せめて何平方メートルかは書いてほしかった…。隣が公園。ポーランド人がオーナーと聞いていたので行ったら、全くポーランド人ではない4人家族が住んでいてびっくりした。行く前に会社に寄って久しぶりに出勤中の数人と会って話す。4軒目を購入するかもしれない件について、「引っ越し後はパーティーするぞー!」「おー!」とか勝手に盛り上がっている。ワーホリで来てる子は日本に帰りたいって。そりゃそうだよなぁ(涙・って今帰られたら困る!)

ポジティブ面
周りは凄く静か。4軒目に近いが4軒目より駅近。小さいウォークインクローゼットがついている。3階建ての最上階。4軒目とほぼ変わらない場所のため、まぁ私は会社近いですよね。少し歩けばスーパーとか全部ある
ネガティブ面
状態が悪い。4軒目より安いけど、こりゃ…リノベーションにお金がかかるわ…。なんか暗いし…。あと、今賃貸に出してて家族が住んでいるのは怖い(正直、あまり裕福さを感じないご家族だった…)。というのも、もしこの家族が政府からの生活保護を受けていたりでもしたらこれから超大変なことになるのである(とはいえ、「え?うちら買ったらおたくら出て行かなきゃいけないってこと…?」って聞いたら奥さんは「それは気にしなくていいのよ…」とか言ってたが…)。あと、4軒目より大通り1本挟んだぐらいの違いなのに、なんだか治安の悪そうでちょっと貧困層が多そうなエリア…。4軒目より確実に狭い

というわけで全く気に入らず、物件見学終わって即4軒目の不動産屋に電話。購入を決意したのでした。←イマココ
…ところが、イギリスの不動産購入というのはこれで終わりではないのである。これからが本番で、家の鍵をゲットするまでは大変なのである。というわけで、まだまだ本当に買えるのかは、不明。

・で、わかったこと
ソリシター*9もブローカーも、全部旦那の同僚たちからお勧めの人たちを紹介してもらったり、聞いたりした。イギリスの家は日本の家ほどしっかりしていないことも多く、買った後もそれで終わりではなく、多くは修理や改装なんかが必要となっていくのでプラマーやリノベーション業者を選ぶのも大切で(いい加減なところは本当にいい加減だし、仕事しない!!)ほんっと口コミや紹介が重要!!!

日本社会より横の繋がりがマジで重要だな…と…。

あと、こっちの家は「不動産売りたいくせによくこの写真載せるよな…」というのも多くて…。周りに言われたことは物件見学の時に「引き出しは全部開けろ、床も天井も全部チェックしないと後で泣くことになる」だった…。

*1:旦那くんの福利厚生のため、TFLの範囲は旦那くんと私は交通費無料。ナショナルレールは旦那くんのみ割引有り。英国では通勤代が出る会社はほとんどなく、多くは自腹。会社の経理の子が言うには日本は福利厚生で税金がかからないあるいは安いことが多いので割と充実しているけど、英国は福利厚生に税金がかかることが多いらしく、日本ほど充実していないことが多い。健康診断も日系企業では設けているところもあるけど、普通はありません…

*2:これがイギリスでは人気なのだが、日本の家ならば明らかにいらないサイズのため、私はこの英国の2バスルーム人気はちょっと…?と思う。ウォークインクローゼットの方がいいよ…

*3:初めて物件購入するためチェーンがない人のこと

*4:不動産賃借権

*5:前の家を売り払って、新しい家を買うこと。日本語では「玉突き」というらしいが、おそらく日本の多くはもっと大型物件でのやりとりが多いんだと思う。購入後の住替えがごく普通の英国の場合5件も6件もチェーンが繋がっていることはざらにある。また、後述するが英国の場合は家が完全に売れる前にチェーンを使って買い替えをする。旦那くん曰く、こんな面倒くさい制度ポーランドではほぼないとのこと

*6:でも旦那の友達と飲んでるときに旦那がコロナのせいで会社が人員整理始めちゃうかも〜♪とか言い出してひっくり返りそうになるんだが

*7:ローンのアドバイザー。ローン組むにあたり、適切な銀行やローンを探してくれる。イギリスの住宅購入においてはかなり重要。特に永住権の無い外国人は規制がある為、頭金が一定以上無いとダメとかあるから雇った方がいいと思う

*8:基本不動産価格が買うと上がるイギリスだからね

*9:Solicitor。事務弁護士。イギリスで家を買うには、弁護士を雇わないといけないのだ!売主と買主が双方弁護士を立てて協議するんです…

ミッション357日目

・真摯にイギリスのソーセージと向き合う
イギリスのソーセージは日本の物ともドイツの物とも全然違う。なんていうか、ブニブニしているので日本のパリッという音*1は到底期待できない。しかも調理方法を間違えると爆発する。というか、そもそも肉100%ではない。半分ぐらいは小麦粉とか、パン粉とか、オーツ麦とか、ハーブとか、動物の脂とか、という…。ドイツでは肉100%でないものはソーセージとして名乗るのは違反らしい…ので完全違反の代物(!)。調理方法や選ぶソーセージを間違えなければ、美味しくたべられるけど、そうでないとすっごい不味いらしい…

…らしい?
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そう、我が家は普段、ポーランドソーセージ、あるいはドイツソーセージしか買わないのだ。その2つを買っておけばイギリスでも大体間違いがない、日本人の好むソーセージだと思う。旦那くんは英国のソーセージは嫌いなので、絶対に買わない。でも英国在住歴●●年でご主人は英国人の上司んちで一緒に作った、英国の味であるソーセージロールが美味しかったので今度作ってみようかなと思った。ソーセージの皮を剥かなきゃいけないのが面倒くさかったけど…

そろそろイギリスのソーセージと向き合う日が来たのではないか。
なんだか一生向き合わなくてもいい気がするけど。

ちうことで、上司に改めて作り方を聞いた。
そうしたら「ケチらずにお高めの良いソーセージを買うこと!!!」と書いてあったwww
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ケチらず上司お勧めの良いソーセージを買いました(テスコ)。このレシピの一番重要なのは「絶対にソーセージをケチらない」らしい。旦那くん曰く、英国来て初めて食べたソーセージロールはくっそ不味かったらしい。「これはソーセージではない!なんだこれは!」と思ったという旦那くんのコメント…。安いブリティッシュソーセージはほんと良くないとのこと。というか今でも店売りのソーセージロールは大嫌いだそうで
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と、パイシート。
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教わった通りに作る。サイズを見てシートをカット。ソーセージは皮を剥いて(!)、巻く。ついでにチーズも入れた(すぐアレンジする)
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めっちゃ簡単。そしてくっそ美味い!旦那くん、箸が止まらず。これは我が家の定番入りになりそう!
上司曰く「手作りのを知ってしまうと店で買うのは金の無駄」だそう。旦那くんもGreggsのとかパティスリーショップのソーセージロールがどれだけ不味いか力説。そういや私、外でソーセージロール食べたことないや

イギリスの食、美味しいのもあるしロンドンでは色んな文化が入ってきているので美味しいものにありつけるけど、
やはり食事の傾向が美味しいか、不味いか、で考えれば全体的に不味い国ではあると思う…。
こんなに独特で特徴的なソーセージだけど、ドイツソーセージとかと比べると全然海外で見ないし…(´・ω・`)
ベジタリアンヴィーガンがやたら多いのもこの食生活が下地ではないか?(まぁ、こっちの血抜きもよくされてない塊肉見ていると気持ちはわかる…)
…っていうか、日本でベジタリアンヴィーガンと聞けば、精進料理だとか、色とりどりの野菜料理で美味しそうだしヘルシーなイメージだけど、実際のこっちのヴィーガン見てたらビール飲んでてフライドポテトガンガン食べててしかも太っていたのでもうビックリだよね…(もちろんそうではない人もいるけど…)。「ダイエットしてる」という同僚がGreggsのパティスリーをばくばく食べていて、旦那くんが「ダイエットどうしたの?」って聞いたら「え?これはベジタブルのやつだから良いのよ❤︎」と言われたらしい。どうも炭水化物に対する認識が薄い…肉やめればいいと思ってるふしが…

ボリス・ジョンソンが肥満を無くそうとか言ってますけど、イギリスの学校も「家庭科」を設けた方がいいんじゃないんですかね…。
痩せてようが太ってようが体型について何か言うのは差別ということでタブーなんですが、医者ぐらいは指摘してもいいと思うんですよね…
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おまけ:イギリスのオタク雑誌

・ロンドンには
私の好みの可愛いものや店がないと涙で枕を濡らす日だったけど、ようやく可愛い、私好みのお店を見つけた!
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どーもチェーン店ではあまり好きな店がなくて(OLIVER BONASはわりと好き)、素敵なお店は点在していてしかも下手するとHPも無かったり…(悲
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謎のNIPPONブランド。絶対日本に許可とってない

*1:日本のものは音を出すことに熱心でそれはそれでなんだか違う方向に進んでいるけれど