ロンドンくまのこ便り

読書と猫と旅行。地球の彷徨い方&キラキラしてないロンドンライフ

ミッション171日目

・カムデンタウンに行った
引きこもり解消のため旦那くんと散歩することに。多分…5年ぶりぐらいにカムデンタウンに行きました。ロンドンの原宿、みたいな感じなところで
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なんかこんなアコーディオンバッグがあったり、…ゴシックパンク?みたいな服のお店もあったりするのですが
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MILKとか好きな人はわかってくれると思う…んだけど、こっちの服、可愛い柄はあってもやはり「セクシ〜」が重要みたいで、どうにも形があんまり好きじゃないことも多いのよね。友達にも写真送ったら「柄は可愛いけど、形が…」そうなのよね
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でも、日本のH&M見てもいつもあんまりピンとこないのに、今日H&Mでちょっと可愛いトップス見つけたよ。買わなかったけど
マーケットで好みのデザインの壁掛け見つけて、欲しかったけど、あんまり手持ちのお金もなく、旦那くんも給料日前なので「来週もここにいますか?」って聞いたら「もちろんだよ〜!」と言うので、1週間考えることに。「フレーム有りだと20ポンド、無しなら15ポンド、でも正直このフレームIKEAのだから、もちろん自分で用意してくれてもいいよ〜」とのこと。後でIKEAみたら3ポンドちょいぐらいの物だったので、15ポンドで中身買って、フレームはIKEAで買えばいいな笑
そのあと色々移動してまたお散歩。
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カムデンタウンじゃないけどこんなの見つけた(´・ω・`;;)
旦那くん、UNIQLO任天堂コラボのマリオTシャツ着てて、デパートの店員さんに「いいねそのTシャツ!好きだよ!」って言われてた…
イギリスは物価高を叫ばれてるけれど、なんとなく今のレートだと物によるかも…なーんて思うんだけど、日本の方が大体高いのは海外ブランド品。ケイト・スペードが日本では無茶苦茶高いことを前に書いたけど、今日、デパートでケイト・スペードの食器を見つけて、見たらコップとボウルとお皿2枚のセットがセールというのもありたったの24ポンド(現在3,400円ぐらい)。日本なら恐らく万越えのセットですよ…。
秋に遊びに来る友達の誕生日プレゼントに良さそう…とかちょっと思ったんだけど、よく考えたら日本まで持って帰るのは相当の負担なのでやめときました…(´・ω・`)そもそもポーランド食器もあげようと思ってポーランドで買ったし_| ̄|○

・ホームオフィス*1がイミフ
EUの家族は、EU国籍者と同等に扱うという法律があり、従って旦那がイギリスに在住しているという証明さえあれば、第三国出身者の私でもEUと同じで厳密には査証不要でイギリスに滞在できるらしいっす
とはいえ、入国に厳しいイギリスなので、EEA Family permit(以下EEAFP)っていう6ヶ月期限の通行証を日本で取得したのが3月の話。結局持っててもうるさかったけど。
なので、やろうと思えばこれを取得せずにダイレクトにイギリスに行くこともできるそうですが、各種証明書を持参し、空港にて入国審査官に説明しないといけないそうなので運悪ければ入国拒否の可能性も多分有り、対イギリスではあんまりお勧めしないかも。また、これで渡航すると働きたい時に就労証明するのが大変っぽい

通常の学生ビザやワーホリビザは、入国すると「BRP*2カード」なるものが発行されてて、郵便局でそのまま受け取り、それが査証になるそうだけど、
EEA*3の家族はそれが「無くてもいいけどあったほうが便利だよ」というものらしく(公式ページにもそんな風に書いてある…汗)、それを入国後に申請しないといけないっつう…
とはいえ、パスポートやIDで滞在許可を示せるEU(EEA)国籍者と違い、第三国である日本のパスポートではそれを証明できないわけで、そのカードが無いと結局在留資格も証明できないし、婚姻証明書も持ち歩かないといけず、ポーランドでもこんなこと言われてチョー面倒。もちろん、皆、申請してる(というか、『ビザがなくて滞在できるなんてありえないだろう』という先入観からビザと勘違いしてる人が多いっぽい。EEAFPが切れても、イギリス滞在自体はできる。公式ページにもそう書いてある。公式ページの他のビザのページを見てもらうとわかるけど、EEAFPTier5 visaTier4 student visaと違ってVISAの文字が無いのよね)

レジデンスカードの期限は5年で、5年後にパーマネントレジデンス(永住権)が申請できるのも、EU国籍者と同じ。Brexit後どうなるかわからないのですが、流石に「でてけ」というのは人権問題に発展しそうなので無いと予想(現に最近のニュースで政府はその方向で動いているみたい)。旦那くんは既に永住権の規定を満たしているので、私のカード取得次第永住権取得に入る予定&将来的に英国国籍取得も視野に入れているので、あまり心配はしてませぬ

EEAFPの情報はネットに溢れてたんだけど、レジデンスカードは入国後皆、安心するのかいまいち情報がなく、旦那と一緒に…というか書類全部英語なのと日本語の情報が乏しかったので、今回は珍しく旦那がほとんど用意して…読みましたよ、ページ数100枚近くの申請書_| ̄|○
EEAFPはネット申請&書き込みだったのに何故これは手書き?
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旦那が目を皿にして逐一全部確認して、EEAFP以上に書類も出したんだよね。他の人はそこまでしてなかったみたいだけど…確か出したのは

1申請書
22人の有効なパスポート
32人の証明写真(それぞれ小さい封筒に入れ、書類の指定箇所にホッチキスで留める)
日本大使館発行の英文婚姻証明書*4
5旦那の現職の会社の契約書
6旦那の現職の給料明細3ヶ月分
7旦那の前年度の源泉徴収票
8旦那の前職の会社の契約書
9旦那の前職の給料明細
10旦那の銀行残高証明書6ヶ月分
11連名のカウンシルタックス請求書
12連名の賃貸契約書
132人の交際中及び婚姻後の写真(大量…)
142人のネットでのやり取り記録

本当は、ポーランドの婚姻証明書も提出してやりたかったんですが、然るべき場所で英文にしてもらうのが面倒なのでやめました
なんか間違いや書類不足が多いのか「…日本?」ってぐらいの「入れましたか?」チェックシートついてましたよ…

13と14は出してる人はあまりいなさそうでしたが書類には載ってたことと、実は申請書に「結婚式はやりましたか?やってないのなら理由を書くこと」という項目があり、ドキッとしたのです。日本では結婚式やらなくても問題ないけど、こっちではかなりおかしいこと。なので慎重に二人の写真までつけましたさ。旦那は何度か日本には来てますが、入籍日*5に旦那が日本に来てないのは旦那のパスポートで明白だし。旦那くん、申請書を会社に持って行って上司のサインはもちろんのこと、詳しい英国人の同僚にもチェックしてもらったりアドバイスも貰ったみたい。ありがたや。念には念を入れて、3回ぐらいは書き直しました。今回は物凄くマメだったよ、旦那…

さて、このレジデンスカードの情報で一番皆が書いてたのは、レジデンスカードの発行になぜか4〜6ヶ月もかかること、その前にCoA(Certificate of Application)が届くこと、その間、ホームオフィスは人のパスポートを預かりっぱなしなこと。緊急時は返還交渉できるけど、極力やるな、と…(つまり愚痴)。なので何もできずヒマワイフしてたんですが

1ヶ月後、パスポートだけ突然返ってきた…(汗)( д) ゚ ゚

同封の手紙にはレファレンスナンバーと「申請を受領したことをお知らせするとともに、コピーを撮ったのでこちらは必要ないのでお返ししますね」と…。こ、これは…私がネットで調べた中で見たことのない展開だぞ…(汗)

そのつもりだったから英国外に出る予定もなく、返還請求も全くしていないし、ありがたいっちゃありがたいんですけど…(汗)。あまりに非難が多いので(何せEU国籍者のパスポートまで預かりっぱなしだし。あれだけ提出しといて実は旦那のIDカードは提出しなかったんですけど…大丈夫なのかな)変更したのか、今更返還請求に応じてる方が時間がかかると気づいたのか…(汗)

コピーで済むのならなぜ今までしなかった!?(; ・`д・´)

湧き上がる疑問が止まらない…
しかも手紙の日付は1桁の日付なのに、届いたの20日過ぎ!スペシャルデリバリーだけど2nd*6だし…2人分のパスポート入ってんのにこの扱い_| ̄|○

…まぁ、よくわかりません(-_-;;;)とりあえず、結果を待ってみることにします

*1:イギリス内務省

*2:バイオメトリックレジデンスパーミット

*3:EEA=European Economic Area。欧州経済領域。EU各国に加え、アイスランドリヒテンシュタインノルウェー+それとは別に条約を結んでいるスイスも含む。

*4:日本大使館での発行には日本で取得した有効期限内の戸籍謄本が必要。EEAFPは戸籍謄本を自分で英訳することで通ったけど、これはダメらしい。

*5:旦那は外国人なのでこの表現はちとおかしいんだけど、便宜上

*6:ロイヤルメールには国内郵便に1stと2ndがあって、2ndの方が遅く届く