ミッション357日目
・真摯にイギリスのソーセージと向き合う
イギリスのソーセージは日本の物ともドイツの物とも全然違う。なんていうか、ブニブニしているので日本のパリッという音*1は到底期待できない。しかも調理方法を間違えると爆発する。というか、そもそも肉100%ではない。半分ぐらいは小麦粉とか、パン粉とか、オーツ麦とか、ハーブとか、動物の脂とか、という…。ドイツでは肉100%でないものはソーセージとして名乗るのは違反らしい…ので完全違反の代物(!)。調理方法や選ぶソーセージを間違えなければ、美味しくたべられるけど、そうでないとすっごい不味いらしい…
…らしい?
そう、我が家は普段、ポーランドソーセージ、あるいはドイツソーセージしか買わないのだ。その2つを買っておけばイギリスでも大体間違いがない、日本人の好むソーセージだと思う。旦那くんは英国のソーセージは嫌いなので、絶対に買わない。でも英国在住歴●●年でご主人は英国人の上司んちで一緒に作った、英国の味であるソーセージロールが美味しかったので今度作ってみようかなと思った。ソーセージの皮を剥かなきゃいけないのが面倒くさかったけど…
そろそろイギリスのソーセージと向き合う日が来たのではないか。
なんだか一生向き合わなくてもいい気がするけど。
ちうことで、上司に改めて作り方を聞いた。
そうしたら「ケチらずにお高めの良いソーセージを買うこと!!!」と書いてあったwww
ケチらず上司お勧めの良いソーセージを買いました(テスコ)。このレシピの一番重要なのは「絶対にソーセージをケチらない」らしい。旦那くん曰く、英国来て初めて食べたソーセージロールはくっそ不味かったらしい。「これはソーセージではない!なんだこれは!」と思ったという旦那くんのコメント…。安いブリティッシュソーセージはほんと良くないとのこと。というか今でも店売りのソーセージロールは大嫌いだそうで
と、パイシート。
教わった通りに作る。サイズを見てシートをカット。ソーセージは皮を剥いて(!)、巻く。ついでにチーズも入れた(すぐアレンジする)
めっちゃ簡単。そしてくっそ美味い!旦那くん、箸が止まらず。これは我が家の定番入りになりそう!
上司曰く「手作りのを知ってしまうと店で買うのは金の無駄」だそう。旦那くんもGreggsのとかパティスリーショップのソーセージロールがどれだけ不味いか力説。そういや私、外でソーセージロール食べたことないや
イギリスの食、美味しいのもあるしロンドンでは色んな文化が入ってきているので美味しいものにありつけるけど、
やはり食事の傾向が美味しいか、不味いか、で考えれば全体的に不味い国ではあると思う…。
こんなに独特で特徴的なソーセージだけど、ドイツソーセージとかと比べると全然海外で見ないし…(´・ω・`)
ベジタリアンやヴィーガンがやたら多いのもこの食生活が下地ではないか?(まぁ、こっちの血抜きもよくされてない塊肉見ていると気持ちはわかる…)
…っていうか、日本でベジタリアンやヴィーガンと聞けば、精進料理だとか、色とりどりの野菜料理で美味しそうだしヘルシーなイメージだけど、実際のこっちのヴィーガン見てたらビール飲んでてフライドポテトガンガン食べててしかも太っていたのでもうビックリだよね…(もちろんそうではない人もいるけど…)。「ダイエットしてる」という同僚がGreggsのパティスリーをばくばく食べていて、旦那くんが「ダイエットどうしたの?」って聞いたら「え?これはベジタブルのやつだから良いのよ❤︎」と言われたらしい。どうも炭水化物に対する認識が薄い…肉やめればいいと思ってるふしが…
ボリス・ジョンソンが肥満を無くそうとか言ってますけど、イギリスの学校も「家庭科」を設けた方がいいんじゃないんですかね…。
痩せてようが太ってようが体型について何か言うのは差別ということでタブーなんですが、医者ぐらいは指摘してもいいと思うんですよね…
おまけ:イギリスのオタク雑誌
・ロンドンには
私の好みの可愛いものや店がないと涙で枕を濡らす日だったけど、ようやく可愛い、私好みのお店を見つけた!
どーもチェーン店ではあまり好きな店がなくて(OLIVER BONASはわりと好き)、素敵なお店は点在していてしかも下手するとHPも無かったり…(悲
謎のNIPPONブランド。絶対日本に許可とってない
*1:日本のものは音を出すことに熱心でそれはそれでなんだか違う方向に進んでいるけれど