ロンドンくまのこ便り

読書と猫と旅行。地球の彷徨い方&キラキラしてないロンドンライフ

ミッション355日目

・ドーナツ
絶賛ダイエット中だけど、まぁ土日は食べても良いということでとっくに日本撤退したドミニクアンセルベーカリーがイギリスも撤退すると聞いて行ってみた。旦那くんのイギリス人同僚は撤退にビックリしてた
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というわけで大行列。密です!(´・ω・`)一応クロナッツはちゃんと予約しといたの。久しぶりに抹茶ラテ飲めたのが嬉しい。イートインだと超時間かかりそうだし、持ち帰りにして近所の公園で食べる
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月替りの名物のクロナッツ。8月のは私が食べられる味でよかった(笑)。甘いものや果物の好き嫌いが激しいんで…食べられないものが多いのよね。「ミルクチョコレートバナナ&ピーナッツバタークロナッツ」らしいけどバナナの風味はすごかったけど、ピーナッツはあんまり感じなかった。中のクリームが砂糖の甘さじゃなくて凄くバナナ味だったのがよかった。久しぶりの甘いもの、おいしかった!
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カヌレは前にお土産で頂いたフランスの本場のやつのが美味しかった。って当たり前か…。あのフランスのカヌレはショックだった。カヌレってこんなに美味しいものだったのか!?って思ったもん。日本のカヌレは全部紛い物だ!とはっきり思ったほど。旦那くんは旦那くんの同僚おすすめのソルテッドキャラメル…これはちょっと甘すぎるな。旦那くん甘いもの大好きだったけど、16時間断食ダイエットをかれこれ3月中旬からずっと続けてて、「最近、甘いものが凄く甘いと感じるようになってきたよ」とのこと。そりゃよかったよ。ロンドンに初めて来た時だったか…なぁ?結婚するどころか付き合う前の旦那くんと大英博物館に行って、カフェでチョコレートマフィン買ったら砂糖食ってるみたいに甘すぎてビックリして一口しか食べられず、旦那くんが残りをペロッと平らげていて、「こいつ…外国人だ…」って思った記憶。味覚がバカになってたんだな…(ぉぃ

・日系パン屋さん行った
今、色々とロンドンを横断しなければいけない用事があって、ちょっと近くの方まで来たので日系のパン屋さんに行った。
www.happyskylondon.com
コロナ対策のため店頭での販売
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久しぶりの日本のパン、めちゃ美味かった。甘い食パンは嫌だという人いるけど私はこれはこれで好き。でもやっぱりイギリスだから日本ほどフワフワはしてないかな。水と粉の違いだなー
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日系関係の店は家から遠くて中々…。日本人のいるエリアは大体お金持ちエリアなんで(涙)

ユニクロ行った
最近、終わりの見えない在宅仕事につき普段着は専らTシャツ。Tシャツ全然持ってなくて、着るものないな…と思う日々が続いてて、ユニクロでも覗くかと思ったら
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ANNA SUIコラボが叩き売りしてた。4着買って11.70ポンド(大体1,600円ぐらい)。1着400円ぐらいじゃん…当然買うでしょ…。その場の柄でサイズあるの全部買った。ANNA SUIってイギリスで見たことないしな。うはは、ラッキー
ユニクロ、前は有人レジだったのに、なんとカウンターが半分以上セルフレジになってて…。服を指定の場所に入れると一瞬で全部計算されるという…あ、これ日本の一番新しいレジじゃない?前にテレビで見たことあんぞ…確かコンビニとかでも試験してたよね…と思って…旦那くんとクリビツ。コロナ対策も兼ねてるんだろうけど、これは仕事無くなりますわ、ロンドン…
biz-journal.jp
今までユニクロで屡々買い物をしても何故ここまで儲かってるのだろうと思っていたのだけど、なるほど、こういうスピード感なのかな…と思った。ちなみにイギリスのユニクロは全般的に日本よりサイズが大きくて、袖や丈が長い(-_-;;;)
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オックスフォードサーカスの交差点は渋谷のスクランブル交差点をモデルにしてスクランブル交差点になってんですけど(…ちなみにこれを推進したのは当時ロンドン市長だったボリス・ジョンソン。何故か「日本発祥だから」という理由で開通式で「銅羅」を鳴らしていた…俺にはそのセンスよくわからん)、だいぶ街に人が戻ってきた感はあるとはいえ、土曜日のオックスフォードサーカスでこれってやっぱりまだまだ少ないよなーと思ったり

ボリス〜〜スクランブル交差点は便利だけど斜め横断するのに信号機変わるの早すぎるよ〜〜〜っ。どうせ渋谷がモデルなら巨大スクリーンでも置いたらどうだろう
にしても道路関係とか鉄道関係とか考えたら昔英国から輸入されたものも多いはずなのに、今となっては英国が真似してたり電車が日本製というのはちょっと面白いかもしれない
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前は自由に弾いてよかった駅のピアノも全部封鎖されちまいました。コロナ対策で。コヴェントガーデンとか電車駅全部通過だからお店はかなりのダメージ受けてるくさい。「地球の歩き方 ロンドン」に載っていたお店も「政府のガイドラインを守るのが小さい店では難しいため」という理由で無期限閉店してたし

静かで買い物しやすいのは良いけど、やっぱりちょっと詫びしい感漂ってるなぁ
Twitterのタグで「#渡英したらやりたいこと」というタグを発見したけど、「うーん…多分今はちょっと難しいんでないかな…」と思う内容が多かった…

新型コロナ対策でスタバとかの座席が減らされてるのがな〜〜。夏は屋外のテラス席とかでもいいけど冬は厳しいから、家をカフェテリアにして引きこもってる方が早い気が…(この対策をいつまで続けるかわからないけど)。ネスカフェドルチェグスト、イギリスでも日本の抹茶ラテのカプセル売って欲しい(T_T)

でも9月1日から学校が始まって更に皆外に出てオフィス通勤再開しているみたいでどうなることやら。。。

・良かった本

材料入れてコトコト煮込むだけレシピ

材料入れてコトコト煮込むだけレシピ

  • 作者:堤 人美
  • 発売日: 2013/10/23
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
イギリスでも簡単に再現できる上に材料が少ないレシピばかりでよかった。
旦那くんが早速ポークスペアリブをこのレシピに従って料理したら美味しかった!!!

・最近すきなラジオ局
イギリスに来てからラジオを買ってたまーに聞いてるんだけど、最近はずっとこの局
www.smoothradio.com
Smooth chill。一日中Chill系の曲流してて、私の好みの曲ばかり。BGMとして、良い。他にもChill系のラジオ局はVirgin radio chilledがあるけど、Smooth chillの方が選曲が好み。LGBTのラジオ局や、宗教系ラジオ局とか、トーク専門局とか(イギリスの人はラジオでの討論が好きである)、ニュース専門局とか、ポーランド語や他の言語専門局があって、なかなか面白い。

ミッション354日目

・大したことをしていない近況
イギリスまた感染者うなぎ上りだよ〜。最近は月曜断食ダイエットと読書にご熱心(新しく買いたい本があるから積ん読解消中)です…
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前に別のところの大きなM&Sで見つけたのを前にここに書いた気がするけど、今度は家の近所のスーパー(M&Sじゃない)が遂にキューピーマヨネーズ置きだしてびっくりした。まさかのシェアを広げているのか!?いや便利だな。高いけど。うちはキューピーかこのポーランドのマヨネーズしか買わない。このポーランドのマヨ美味しい。キューピーより優しい味で好き。そしてこっちはどこでも売っている、ってこれ前にも書いたな!
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イギリスのスーパーでは私はM&S派なのですが、M&Sの冷蔵ピザ食べたら凄く美味しくて感動したので皆食べてほしい。オーブン要るから旅行者は難しいけど…

・最近読んだ本

めちゃくちゃ面白かった…!納豆がこんなに奥深く、幅広く食べられている物だとは。ちなみに私はロンドンで売ってる納豆が美味しくなくて嫌いなので(多分冷凍して輸送してるからだと思う)、今ではもっぱらだんなっとう(旦那くん手作りの納豆)しか食べませぬ…
納豆=藁とかイメージあったけど、それも全く関係なくて、水戸の納豆も近年のものだったとは…。二代目福治郎の納豆、日本にいた時お取り寄せしておりました。東北のイメージなかったな、納豆…
ああアジアの納豆食べ比べしたい…!そして続刊がもうすぐ出るとは。なんとアフリカ納豆。読・み・た・い!!

アジア行きたいな〜…。行きてえよぉ〜…。私も食べ歩きたいよアジア納豆…。ううっ涙

それにしてもブータンが国王来日で幸福の国ともてはやされた時に何かうさんくささを感じていたのだけど民族浄化的なものが行われていたとは…。あの国そもそも旅行も北朝鮮方式だしな〜…(場所的に周辺各国があれだから国を保つのに難しい位置というのもあるんだろうけど…)。ブータンにも更に興味がわいたのでこの人のブータン本も読みたい

人類は衰退しました1 (ガガガ文庫)

人類は衰退しました1 (ガガガ文庫)

久しぶりのラノベ。すごいあっさり読めた。年食ったのか今こういうの読むと寒い感半端ないっすね…。妙な小難しい話をしてるようなちょっと厨二病的やり取り、衰退している割には謎の語彙。でも、近年のラノベみたいにやたらと異世界が出るわけでもなく、女の子の裸が出るわけでもなく、最強の俺なわけでもなく、気晴らしに読むには良いなと思ったので2巻も買おうかなと思った

もっと面白い1位と最下位があるのかなと思ってたけど岩波だし極めて真面目〜な比較だった。面白い事実もあったけど、2010年の本なのでデータが古いのが一部見られ(ルワンダとか2010年以降劇的に発展しているんじゃないかなと思う)、また、概要だけさらっとな感じがあるので細かい国々の事情等には触れられていなかったり(上記に書いたブータン民族浄化とか、パプワニューギニアの進学率低いのは理由があるような気がする…)、この著者の方は環境とか国際情勢問題が専門のようで経済の書き方に関しては疑問に感じるところがある…と思うところはあるけれど、ジュニア新書で子供向けに書いてあるだけあってわかりやすいし、統計についてよく書いてあるので一度は読んだ方がいい本だと思いました
あとラストは過去ばっか振り返ってる今の政権こそ読むべきでは?とちょっと思った…(-_-;;;)

書いてあることには概ね同意というか、ある日私の会社の人たち(日本人)+夫でご飯を食べに行ったんですね。で、フライドポテトの話になって。みんな「フライドポテトの追加?うーん、良いかなー」って言ってたのに、夫(当然空気は読まない)が「じゃあ俺フライドポテト〜」って頼んだところ、他の全員が「私も!!!」「私もフライドポテト!!」ってなったのが夫には衝撃的だったらしくて。「日本人って感じだった!」ってすごいはしゃいで言うんですよ。

ただですね…
当たり前なんだけど、イギリスでもなんでも断っていいわけではないです…。日本人が「こっちはNOと言う文化だ!」と思い込んで仕事で色々断ったら、クビになった例もあります…(当然!)。先輩後輩はなくても上司がクレイジーなのはよく聞くし、最近聞いた話の中でびっくりしたのは、夫がポーランド人の知人から相談を受けたんですが、勤め先(しかも某国の関係の)の上司が決めた「社員同士の会話はいらない」という謎ルール(なんだそりゃ!?)があって、会話できないから仕事もろくに教えてもらえない、とかそんな話がイギリスでもあるんですよ。そんな気楽な文化だったら、じゃあなんでこんなにイギリスではメンタルに問題を抱えている人が多いのか?っちう話なんですよ。ロンドンでも若い子が3晩寝ないで働いた末の過労死もありましたしね…。鴻上さんはあくまで演劇界の人なので、イギリスで会社勤めはしたことないと思うんですよね。お付き合いしている人もその界隈が多いと思うので、そういう人ってのは結構偏りはあると思うんですよね(ましてやイギリスなんて階級社会で付き合う階級によっても差がありますから)*1
海外で「店長が客に対して断った」という話も正直、ロンドンでは…社風によると思います…。うちの夫が言う今の仕事の夫が気に入っているところは『ダメなことは「ノー」と言えるところ』だそうで、…っていうことは?そう、前の職場(販売系)はお客さんに「ノー」は結構ダメだったらしいです…。日本は明らかな過剰サービスですけど。でもですね、日本の会社だって流石に限度があって、私が某社にいた頃、某社は客の言うこと聞きすぎ!と言われるほどだったんですが、それでもあんまりにもなお客さんにはその会社も「もううちでは対応できません」って言い放ったことありますよ。店員に対するセクハラおじさん客に会社が「出禁」言い渡したこともあります。さすがにおじさんも陳謝して許したそうですが…

「ノー」に対してのlenientさは気に入ってます。私も。日本に足りないのはそれだと思ってます。でも、だからといってノーばっかり言ってりゃ友達はできないですよ。私は多かれ少なかれ、日本であることはこっちでもあるなと思うことが多い

この本自体が若者、学生向けだし、言いたいことはそういうことじゃないと思うので多分鴻上さんは分かっていると思うんですが、同じように見える欧米人の中でも見てると違いはあるんですよ。ポーランド人とイギリス人でもかなり違うし、男女差もあります…
世間と社会に関しても、確かにイギリスは知らない人同士で声を掛けあう率は日本より高いと思うんだけど、ロンドンだと色んな文化やバックグラウンドが交錯しているので、果たしてそれが英国だからなのか、その人自身のルーツなのか、正直わからないことも多い。欧米人は「社会」と付き合ってるから、と欧米の暖かい一面(例えばベビーカー助けてあげるとか、扉を支えてあげるとか)だけ書いているけれど(それは私も良いことだと思っているけど)、一方見知らぬ相手に夫なんかは特にたまにドン引きするほど冷たくて、街中で見知らぬ人同士で大喧嘩してたり嫌なこと言われたりする率も同時に、高いですよ。夫もビラを取らなかった私にFワード使ってきたビラ配りと道端で怒鳴り合いはじめましたもん
イギリスでも田舎の世間てきなものに入り込むのは大変だと思いますよ。何が言いたいかっていうと、この本、わかりやすくしすぎて「欧米」と「日本」でぶっつり分けている二元論の危険性を感じるんですよね…。「若者の世界を広げてあげよう」ということで、言いたいのはそういうことじゃないってのはわかってんですが…そういうのがかなり気になって中々読み進められなかった。

あと、おそらく夫が読んだら絶対怒るであろう文だな、と思ったのが

でも欧米の人が強いのは、彼らが本当に強いのではなく、強いものに支えられているからです。
それは何か分かりますか?
そう。一神教の神様ですね。
強い神様に支えられているから、友達と違うことを言っても平気なのです。欧米の人は、とにかく、神様との関係が問題なのです。

鴻上さん一体どんな欧米人と付き合っているんだろうか…と本気で考えてしまいました(苦笑)。
クリスチャン多いはずの韓国では決してそうではないと思うし。そうそう、鴻上さんはお土産文化もあまりよく思ってないみたいで日本の「世間」と結びつけているけれど、お土産を持ってくる率は日本人なんかより韓国人や中国人の方が高いし、お土産に関しては私は「東アジアの文化」だと思います

ある日夫が言い放った一言があって、「イギリス人の友達に●●頼んだら?」と聞いたら、
夫「日本人は信頼できるけど、こっちの連中は自分がしたいことだけで信用できないから頼むだけ無駄。」
メリットとデメリットがなんでもあると思うんですよね…足して2で割ればちょうどいいのになぁ、といつも思う

*1:イギリスで実際に学校にも通っていた、演劇界隈にいた人(日本人)に聞いたんですが、演劇界隈の人は本当に普通の人より主張が激しく自信たっぷり、自信と主張のレベルが違う。だからこそこの競争の激しいイギリス演劇界でもやっていけるんだと思う、とのこと

ミッション353日目

アフタヌーンティー
酷い時は飲むと吐いてしまうほど紅茶が得意ではなく、甘いものも好き嫌いが激しい為そんなに得意ではない私…なのでイギリスでのアフタヌーンティーは前回友達と行った観光のド定番中のド定番、Fortnum and Masonのアフタヌーンティーしか行ったことがなかった…んだけど…
イギリスに3年住んで、人からいくつかオススメのアフタヌーンティーを聞いて、夏の休暇に日本からお茶好きの友達が来ていく気満々だった…
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がっ、コロナで全キャンセル(涙)

お出かけしたいけど国外は憚られる毎日。そこで、ちょっと前から気になっていたアフタヌーンティーに行くことにした。イギリスの感染者数、今は毎日600〜900人ぐらいだけど、また第二波来るかもしれないし…。(-_-;;;)
買った電車のチケットの電車自体がキャンセルされた上に「振り替えるには追加30ポンド払え」とか言われて(ええ、こういうこと平気でやるんですよこっちは…)、しかもその電車実はキャンセルされてなかったとか旦那くんが超怒ったりなんか色々あったけど_| ̄|○
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どうも乗ってる電車が日本の新幹線っぽいなぁと思ったら
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日立だからか。
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私の行ってみたいアフタヌーンティーリストのうちの一つがある、有名観光地バースの近くの街、ブラッドフォード・オン・エイヴォンへ。目的は「The Bridge Tea Rooms」
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c1502(circa...つまり、1502頃)と書いてあるけれど、建物は確かにそうなのだけど、実際にティールームになったのは1989年ということで店としての歴史は割と新しかったりする。アフタヌーンティーの文化も1800年代から始まったものだしね。この建物、元々は鍛冶屋であったそうだ。2009年にほぼ満点のスコアでThe Tea GuildのTop Tea Place Awardを受賞。
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内装はヴィクトリア朝をイメージ
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…ガチのメイド喫茶(メイド喫茶とか言ったら怒られそう)。おねいさんには写真撮っていいか聞いた。コロナ対策のためマスクしてる。紅茶についてまじで知識がないので、どの紅茶か聞かれた時に「お…お姉さんが決めてください…」って言ったら困らせてしまった。それぐらい紅茶音痴…
ところで日本のメイド喫茶って内装や食器は安っぽいことが多いじゃないですか?(頑張っているところもあるけど)一方で執事喫茶(一度行ったことある)は内装やその他諸々も凝っているところが多いのを見ると、男性と女性の求めるものの違いがわかるような気がするなぁといつも思ってる。女性全員じゃないだろうけど、いくらかっこいい人がいたとしても雰囲気がイマイチだと夢から覚めるしなぁ
執事喫茶に行った時、若くてホストみたいな人たちだけじゃなくて普通に「あなた…もしかして以前はホテルとかで働いてました…?」的なおじ様やおじい様もいたのがそれっぽい…
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雰囲気大事!というわけでドーン!私はEmpire High Tea、旦那くんはSavoury Afternoon Tea
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美味しい!何故かこの店、食べログに記載があってスコーンがボソボソとかいう人がいるのだけど、イギリスのスコーンってそういうものでしょう…。中ふわふわってなんだよ、逆に食べてみたい…。スコーンは外サクサク、中ホロホロで小麦の味を感じられる!日本のアフタヌーンティーのスコーンは小さすぎる。クロテッドクリームもこれぐらい盛ってほしい。サンドイッチもおいしい。サーモン、ツナ、卵、チキン、きゅうりのサンドイッチ。ロンドンの高級ホテルのような凝ったアフタヌーンティーではないけれど、Empire High Teaは1人25ポンド、Savouryは14.95ポンドと値段もお手頃。
イチゴが苦手なので(苦笑)イチゴのケーキは旦那くんにあげる。チョコレートムースもレモンケーキも美味しかった
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ただ、難点といえばこのお店…イギリスらしいし古い建物だからっていうのもあると思うけど…エアコンがないのね…。しかもこの日、イギリスは猛暑日で30度オーバー…に紅茶。建物の窓は小さく、空気の流れも悪いため、イギリスの夏はほぼ平気な、暑さに強い私でも流石に暑い…。どう考えてもアフタヌーンティーよりパブで一杯の日だろう…
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ブラッドフォード・オン・エイヴォンを歩く。かわいい街並みだけど正直すごく小さい街で、見所は少ない。店とかもほとんどないし、コロナの影響で開いてない店も。古い町並みだから道が狭い上に、街を突き抜けるB3107の道がすごく交通量が多くてちょっと怖い。
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世界遺産の街、バースから数駅先と近いので、もしアフタヌーンティーをしたいのならバース観光と組み合わせて旅行するのが良いでしょう。Bathには2019年のAfternoon Tea Awardsで「超オススメ」に選ばれたThe Royal Crescent Hotelもあるみたいだよ
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多分昔郵便局だった建物、今は眼鏡屋さんになっていて、郵便局はコンビニ兼スーパーのCo-opの中に移動していた
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の、近くに2012年ロンドンオリンピックゴールドメダル輩出地域のゴールデン郵便ポストが。男子カヤック200mで金メダルとったエドワード・マッキーバー選手のポストだそうで
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いつもの趣味の絵葉書だした。日本の友達にも毎回送(りつけ)ってるのです。あまり有名な観光地じゃないと絵葉書を探すのが結構大変なイギリス。しかもこの絵葉書、東京工芸大卒で今イギリスでカードとか自営業でやってる人が作ってるみたいで、まさかの日本語もちゃっかりついていた。もうちょっと小さい絵葉書作ってくださるとありがたいです…笑
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ドネーションショップにこんなものを持ち込んだ人がいるぞ…
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Made in Yorkだし、和牛の定義とは…(美味しいビーフジャーキーでござんした。量少ないけど)
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この街、坂がすごくて、しかも食べたアフタヌーンティーのカロリー全部使うんじゃないかってぐらい歩いて、最終的にはエアコン効いてるパブで1杯ギネス飲みながら絵葉書書いてた
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綺麗なトケイソウ
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街ぶらぶらして、帰宅。ところで、バースの近くで、沿線上にお庭に立派な神社の鳥居(いやまじであれ)を建ててる家を見た…(汗)あれは一体なんだったんだ…

・イギリス渡航について
英国ワーホリのビザが新しく発給や延期が認められたということで嬉しそうな人を見た。今までのような渡航はできないことは知っといた方がいいんじゃないかなぁ…という今の状況をここに書いておきます

①英国の現在の感染率は1日600〜900人台
②旅行したい!!という人をとくに見かけた。欧州内で各国旅行可能な国もあるけれど、英国は他国の感染率が上がると容赦無く帰国後の14日間の隔離措置要請を突然始めるため(現在はスペイン、ルクセンブルク、ベルギー等。特にスペインはイギリス人に人気のため阿鼻叫喚)、仕事を持っている場合、ましてや帰国後の在宅仕事ができない場合、休暇を切り上げるもしくはキャンセルとなる可能性があり厳しいこと。日本は今のところリストに載っているので英国では隔離措置の必要はないけど、日本では必要なので日本への一時帰国も仕事を持っていると職場によるけどかなり厳しいこと。また、感染状況によっては突然飛行機がキャンセルになることもある。つまり早めに予約した安い航空券でヨーロッパ各国を旅行、が厳しい可能性は高い
③また、現在の英国は感染具合によっては都市ごとに突然の再ロックダウンが行われることもある。実際にレスター市では感染の再度の拡大につき2週間の再ロックダウンが実行されました
④現在渡航渡航前●時間に発行された陰性証明書を要求する国もあること。英国でプライベートにコロナ検査をし陰性証明書を取得するにはおそらく最低140ポンドからかかること。これは英国の夫の同僚がロンドン中を調べた価格で、私も別ルートから確認してます(もっと安いところもあるかも…だけど)。お金がない方はかなり厳しい。
⑤また、オーストリアのようにいくら英国からであっても、特定の条件以外のEU国籍者とその家族以外等の第三国籍者の入国を認めていない国もあります
⑥乗り換え便はお勧めしないこと。特に中東経由便、ドバイはトランジットでも陰性証明書がないと通過できないため、持っていないと乗れません
⑦以前も書いたように、いくら日本の海外旅行保険を持っていてもコロナの場合重症化するとNHSになることが多いこと。NHSには日本語の通訳もいるし海外旅行保険で手配ができる確率もあるとは思うけど(その場合できてもおそらく電話通訳)、基本は英語で電話、受診、入院等しないといけない状況に陥ることがあるかもしれないこと。また、NHSの入院環境は手厚い日本とはかなり違うということは覚えていた方がいいと思う
⑧経済が悪化していること、小売業や飲食店を始め様々な企業が倒産、もしくは従業員の大量解雇、店舗の削減を行っていること。多分儲かってる企業もあるかもだけど…任天堂みたいに
⑨英国の通常なら無料の博物館や美術館が無料でありつつも予約制になっていること。なので前のように「ふらっと鑑賞」という生活はできない

状況は刻々と変化しているので、特に各国入国要件とかは注意する必要がある。

もちろん状況が冬までに良い方向に転じる可能性はあると思います。ウイルスというのは常に変異しており、ウイルスもできれば宿主と共存するために弱体化することもあるから。スペインかぜは治るまでに3年ほど要したとのこと。でも、イギリス政府は現在のところ冬の方が感染状況が厳しくなるという見方をしています、逆に凶悪化する可能性もあるということ。ロンドンの街中は前に比べると人は戻ってきているけれど、正直、まだまだ活気は戻ってきていない。ロンドン交通局の報告によると、乗車率は以前の20%から25%ぐらいしかないそうですよ

ちなみに英語が喋りたああい!という人は多いだろうけど私は在宅勤務が続いているので、仕事の電話と旦那以外とは英語を使う機会少ない。あとたまの買い物。まぁ普段からそんな喋ってないけど。
シェアフラットに住めばフラットメイトもいるだろうけど、こちらの衛生観念は基本的には高くない、不特定多数がいるシェアフラットでは感染機会もおそらく上がる、ということは頭に入れておいた方がいいと思う。また、自宅環境がよくないと在宅仕事は結構辛いんじゃないかと…

一体日本の報道でどれぐらい英国の状況が伝わっているか怪しいけど、BBCとか(今はネットで翻訳もできるので)、日本の海外安全情報ページ(いつもボロクソ言ってるけど)とか常に見てほしいなぁと思う今日この頃

ミッション352日目

・ハイゲイト墓地 西側
コロナ真っ最中の時にハイゲイト墓地 東側へ行った日記を書いたのだけど
いろいろ開いてるから西側ガイドツアーも開いたのかな?と思って確認したら
highgatecemetery.org
まさかの西側、要事前予約だけどガイド無しで週末、開放するとのこと…

この夏、実験としてガイド無しで西側エリア開放とのこと。ウェブサイトによると西側がガイド無しで解放されたのは、実に数十年ぶりのことらしい。
この機会、逃してたまるかと即予約!!!!!!
ガイド無しは週末のみ(通常のガイドツアーも平日やっている。新型コロナのため、1ツアーの人数は5人のみ)。直接販売はせず、インターネットでの事前予約が必要。この墓地のチケット代はお墓の管理費に当てられているようで、ガイドツアーをやると人数制限やコロナ対策をしなきゃいけないから管理費減っちゃう、ということの試みなのかもしれない

ちなみに、チケット予約前にこんな風に注意書きが出るのであった(以下、適当な意訳)。

①メインルートを離れないこと。蜂の巣や大きな穴等危険な場所があるので、絶対にルートから外れた場所には立ち入らないこと。子供がいる場合は必ず目を離さないこと。
②お墓に触れたり踏み込んだりしないこと。古いお墓は不安定なため、落ちて重傷を負う可能性があります。
③他の人との社会的距離を空けること。新型コロナに関する政府のガイダンスに従うこと。
④現役の墓地のため、毎週新しい埋葬があります。新しいお墓や、お墓参りの写真は撮らないこと。故人やその家族のプライバシーを尊重し、守り、静かにすること。
⑤ハイゲイト墓地は丘の上にあるため、かなりの急勾配があります。西側は休める場所は入り口にしかありません。承知してください。
⑥あ、ちなみに東側(カール・マルクスのお墓があるよ!)の入場券もチケットに入ってるからわざわざ買う必要はないよ!両方行けるよ〜。来場時に入場用のリストバンドをお渡ししますね
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西側に入場すると、元KGBで2006年に何者かに毒殺されたアレクサンドル・リトビネンコ氏のお墓があった。てか2018年にもソールズベリーで元ロシアスパイの毒殺未遂事件があったし結構ガバガバだなイギリス…
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墓というより廟じゃん…というお墓が続く
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西側メインともいえる場所は一番奥にある
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ロンドン・セメタリー・カンパニーの創設者、スティーブ・ギアリーという建築家がデザインしたのがこのエジプト街とレバノン回廊。18世紀末のナポレオンの遠征と、19世紀の「探検家たち」が持ち帰った大英博物館のエジプトの遺物(盗…ボソッ)により当時は中東ブームが凄かったんだね
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「Columbarium(納骨堂)」があり、鉄格子を覗くと中はまんまお寺の納骨堂みたいになってた。ロッカーみたいなやつ
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ところで、ここのてっぺんに象徴的な樹齢約100年を超えるレバノン杉が植えられている…はずなのに、無くない?と思ったら、なんと去年ついに樹齢約200年オーバーで撤去されてしまったそう。大きな木を支えるにはこのお墓は問題があり危険であったこと(しかも2000年代に落雷もあったとか)、真菌が発見されたことでお墓を守るために撤去されたとのこと。うーん残念。代わりにひまわりが元気に咲いていた。小さく生えてるやつ?が新しく植えた木かな?この木がまた大きくなる頃には私はこの世にいないな〜〜
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ガイドブックを見ると…昔はこんなだったのか、何もない!クリビツ…
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大体同じような日本のお墓(沖縄は除く)と違って、様々な形状のお墓がある。最近のはともかく昔のは年代的なのとか金額的なものとか流行り廃りとかあるのかなと思ったけど、種類的にはこんな感じらしい。最もポピュラーなスタイルは「ヘッドストーン」タイプ。デザインも素材も様々。結構薄い
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「霊廟(Mausoleum)」タイプ。通常は一族所有で数世代に渡って棺を納めるためのタイプ。「あ〜ビールでも飲みてえな〜」とか言ってたら1800年代のビジネスマン、ジュリアス・ビアー(ビール)の墓が横にあってびっくりしたわい。残念ながらパブは経営していなさそうね
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霊廟タイプはやっぱり大きいので目立つ…。東側には霊廟タイプはあんまり無い
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石棺(Sarcophagus)タイプ。写真は東側墓地のもの。土に埋めずにまさかの上。これもエジプトとか意識してるのかしら…
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平石板(Ledger Slab)タイプ。墓泥棒防止にはこのタイプが良いと考えられてたらしい。写真は東側のマルクスのオリジナルのお墓
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チェスト(Chest Tomb)タイプ。シンプルなものから装飾されているものまで色々。この写真も東側の方。
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他にもカタコンベ(地下墓地)とかもあるようだ。19世紀の画家、ロセッティ一家の墓(画家のロセッティの墓は別のところらしい)。ドルマークみたいな墓のマークは、IHSというクリストクラム。ギリシャ語でイエス・キリストを表す最初の3文字を示している。後に「Jesus, Saviour of Men(Jesus Hominum Salvator)」を表すラテン語の省略形と解釈されている…だそうで
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1800年代にイギリスに見本市で動物園を披露していたジョージ・ウォンウェルの墓。元々は靴屋だったそうだけど、南米から来たボアコンストリクターを75ポンドで買って、珍しい生き物を見せると生み出せる利益に気づいたらしい。つうても、連れてきた珍しい動物はイギリスの気候に馴染めず死にまくったらしいですけど…。このライオンの像は「ネロ」っていう名前だとか。葬儀について詳細に指示を残していて、棺はポーツマスで難破した船ロイヤル・ジョージの木材を使うこと、この木材はアルバート王子の病気の犬を彼が治癒したお礼の贈り物で、これで棺桶作って一般公開していたらしい…
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ただ行ってみたら何故西側はガイドツアーのみなのかわかった。チャラチャラしている(違)東側と違って、西側は結構新しい墓地区画が多くて、かなり若い人のお墓とかも結構あったのね。マップにどう考えてもメインルートがあるのに凄い外れのジャングルみたいな小道を歩くのが推薦されていて、何故かと思ったらメインルートの方は新しい区画のようで新しいお墓がかなり並んでいたし、実際に墓地にお墓参りに来ている人ももいた
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新しいお墓はやはり写真を撮られるのは嫌な人も多いので、「写真を撮らないでください」という看板を立てている墓地も。丁寧に手入れされているお墓は撮らない方がいいです。特に西側は
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ミュージシャンのジョージ・マイケル(あの超有名なラストクリスマスの曲を歌った元ワム!の人)は西側に埋葬されているのだけど、場所は非公開。マップにも載っていない。親族がお墓が観光地になることを嫌がっているそうなので。有名人は東側に埋葬されている人が多いです*1
(日本のお墓みたいに綺麗に整備されていないので、場所を知らずに行くとか探し当てるのはかーなり難しい)
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ここぞとばかりに見てくれえ!という感じのデスマスク付きの派手なマルコム・マクラーレン(東側)の墓とは大違い…( ̄◇ ̄;)
派手好きな人は東側に埋葬され(て、特徴的なお墓を建て)ると良いかもしれない( ̄◇ ̄;)

そういえば前回買えなかったポストカード、なんと今回は撤去されてしまい完全に買えなかった_| ̄|○

・というわけで
後は誕生日なので贅沢をしました(ほぼ自分の金で…w)。ルイヴィトンなんて何年ぶりだろう…。神棚に1ヶ月(神棚なんてない)ぐらい祀ってから使った方がいいのでは?と言ったら旦那くんに「それじゃwww意味ないじゃんwwwなんのために買ったのwww意味不www」とゲラゲラ笑われてしまったので開けたよ(苦笑)
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セルフリッジのルイヴィトン、コロナ対策のために入り口で何を探しているか言わないといけない感じで冷やかし厳禁な感じでした( ̄◇ ̄;)
ちなみに、ルイヴィトンもJo Maloneも日本よりずっと安いです…日本はiTunes Storeの音楽と、外資ブランド(これはまぁ普通か…)はめちゃくちゃ高いです…

*1:つうても英語でググったら写真出てきた。しかもそのお墓見た

ミッション351日目

・Go to travelの文法とは
文法が間違ってるだの間違ってないだのネットで騒がしい。ノリと気分で英語を話している私にはその言い方をどう感じるかまでは判断つかないので、旦那に聞いてみる。そもそも日本語話者でも完璧な日本語を話しているとは言い切れず、文法の正解が必ずしもネイティブスピーカーが感じとる実態と合っているかはわからない。英語のネイティブスピーカーでもえ?って書き言葉の人、いるしな

夫「Go to travelが文法的に合ってるか...?うーん、そんな言い方はあんま聞かないし、なんか聞いた記憶もないけど、でも文法的な間違いかっていうと…Sounds OK? 正直よくわからん(´・ω・`)」

ポーランド人とはいえ、英文で大学院卒ポーランドの英語教師資格持ちかつ在英10年オーバーの旦那くんでこの返事。じゃあ今日仕事行くんならネイティブスピーカーに聞いてくれ

旦那の同僚(イギリス人)「普通に話すときはGo travelだけど、コンテクストによってはGo to travelもアリだからそれだけ聞いても判断できない」

電話越しに聞こえてくる同じ回答…。
というわけでめんどくせえなぁと思いながら電話終わった後旦那に『Go to travelは日本政府のキャンペーン名でさ。ほら、コロナで弱った経済のためにイギリス政府が旅行関係のVATを20%から5%にするとか言ってんじゃんああいうのだよ、だけど日本人がわーやー文法がどうだこうだネット上でもめてるんだ』というメッセージを送る_(:3 」∠)_

旦那の同僚たち(イギリス人ズ)「キャンペーンネームとしてなら"Go Travel campaign"だ」←話し合ったらしい

私「理由は?」

同僚たち「別にGo to travelでもオッケーで文章やコンテクストによる、だけど、この場合はその方がもっとMakes more sense(もっとも理に適ってる、納得がいく)だから。でもGo to travelが決して間違っているわけではない。」

…ということである。
くだらない質問に付き合ってくれてありがとうみなさん…_(:3 」∠)_
そもそも、イギリスにはそれどころではない変な日本語いっぱいあふれてるしな、あははははは…(『極度乾燥(しなさい)』とかさ…こっちの日本語Tシャツは日本の英語Tシャツに匹敵する…)
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買い物行った。Oliver Bonasイギリスの店の中では好きな方なんだけど…天気?シリーズかと思えば雷しかなかった。天気と電気かけてるとか?…まぁこれはいいけど
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「ハート」って言いたかったんだろうけど、Hatoって書いたら「鳩」だよ…(そこまで頑張って日本語にしようとする意味とは?)。あ〜Oliver Bonasでいろいろ買っちゃったわ〜〜〜。UKの経済に貢献しちゃったわ〜!(地獄のミサワ)

ちなみに、イギリスの似たようなキャンペーン名は「The Eat Out to Help Out Scheme」デス。

・ロンドンコロナ引きこもってない日記:思いつきで化石を拾いに行く
前回の日記に書き忘れたけど、ダードル・ドアで気になったことは大麻の匂いがしたことですかね…世界自然遺産大麻を吸うな!!!(涙)英国はしょっちゅう大麻が匂ってくるんですよねー…(禁止されてるけど使用する分には日本ほど罰則がキツくない)
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空に飛行機雲、宿のおじさんが「飛行機雲だ!3ヶ月ぶりだよ!」という。コロナの影響で全然見なかったというんだけど、本当かね?
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…というわけで最終日。今日は昼近くまでゴロゴロして、あとはレンタカー返却時間までにロンドンに戻るだけだったんだけど、化石が見つかるというライムレジスかチャーマス行ってみたい、となって…ライムレジスの手前、1時間ぐらいで行けるというチャーマスへ行くことに。旦那くんやる気満々ですけど、運転私っつう
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最後の朝ごはん。今度は私がイングリッシュブレイクファストで旦那くんがエッグベネディクトだったので「昨日と反対ね!w」と言われる笑
トーストにバター塗って蜂蜜かけると(゚д゚)ウマー。っていうか、この銀食器よく見て何に使うんだろうと思ってたけどこうやって使うんだ。知らなかった…
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気持ちの良い朝〜!
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チャーマスへ出発。超気持ち良いドライブして、無事約1時間後に着いた。駐車場探すのに苦戦したけど…
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ここの浜辺、結構な人がトントンカンカンやってる!(化石は持ち帰って良いのだ)というわけで探してみるも、見つからない…こんなおっきいのはあったけど…(手前の石にアンモナイト)
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ちなみに化石探しは、夏よりも秋から冬にかけての方が良いらしい。あと、干潮の方が良いみたいだけど残念ながら着いた頃は満潮。私は諦めかけててもっぱらシーグラス集めに熱中している頃、トンカンやっている旦那くんに一人の若い男の子が話しかけてきた

若「見つかります?っていうか化石探してるんだったらこっち側より、あっちの方がいいよ」(海岸の反対側を指差す)

…そ、それ、1時間前に聞きたかった…涙
時間的にもあと1時間ぐらいしかいられないっつー。でもありがとう青年よ

いそいそ移動して、歩いてたら旦那くん「見つけたー!」
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手前の黒いやつ、2つ…ていうか、右のやつ、よくこんな小さいやつ見つけたよね…(汗)アンモナイトの破片っす。

なんとか土産で買ってごまかすという結果にはギリギリならなかった…笑
いつかリベンジしたいな〜。あと海辺に日本人家族がいて日本語が聞こえてきてビックリした!こんな時期だから旅行者じゃないと思うけど。

ちなみに帰宅時はロンドンに近づくにつれ大喧嘩(-_-;;)道が複雑で…。Googleが悪いのか、旦那くんが悪いのか…

・ロンドンを走る時に気を付けなきゃいけないこと
ロンドンに「Dartford crossing」という場所がある。ここ、通行料がかかるみたいなんですよ。一般車は2.5ポンド…。旦那くんのナビ当てにならなくて、帰りにここを通らなきゃいけなくなってですね…汗
高速無料だし、ETCなんてハイテクは無いイギリス。「え、お金は?看板に書いてあるけど…」旦那くん「休日なんだから休日は支払わなくていいんじゃない?」とか言う。そうなの?と思ったら、なんとレンタカーでも自分でネットで支払わないといけなかった!しかも渡った日の翌日の午前0時までに。でないと罰金70ポンド。なんじゃあそりゃあ!!!( д) ゚ ゚
www.gov.uk
でも、今回レンタカー会社が代表して2.5ポンド払ってくれたらしいです…。それをうちの口座につけますね!って手紙が来てた(手紙…アナログ…)。肝に銘じました。次に借りる時はちゃんと自分で払います…(涙)覚えたよ!

てかロンドンはもう走りたくない〜!涙
これ以外にもUltra Low Emission Zoneっていうのもあって恐ろしくて走れないわい!!!

・最近の衝撃的なこと。
驚愕した。ロンドンの地名「Southwark」が日本語で「サザーク」ということに。
サ ザ ー ク ! ? ! ? ! ? ! ?絶対通じないと思う…
私的にSouthwarkはサザックでもなく、頑張って日本語で書くとしたら個人的には「サボック」が音としては近いと思ってるんですが。。。
どうでしょ…。